色々な機会に学生から「趣味はなんですか」とか「休日は何をして楽しんでしますか」という質問を受けます。多分、バイオリンの演奏が私の趣味ということになるのでしょう。でも、趣味と答える時に何か抵抗を感じてしまいます。
私は4歳の頃からバイオリンを習い始め、中学生くらいの時にバイオリンの演奏を将来の職業にしたいと思うようになり専門的に勉強しました。でも、音楽大学に入学直後から自分の力の無さに気付いてバイオリンにも音楽にも嫌気がさして途中で投げ出してしまいました。大学時代はとにかく最小のエネルギーで卒業だけはしようと考えサボりまくっていました。その時はかなりすさんだ気持ちになっていたと思います。大学時代は私にとっては失われた4年間と言えるのかもしれませんね。ふと当時、大学のオーケストラや室内楽の授業で嫌々演奏した曲が街で聞こえたりすると息苦しくなってしまうことがあります。だから趣味と言うには抵抗があるのかもしれません。
大学卒業後はきれいさっぱり演奏をやめていたのですが、6年前に大阪に住むようになってから大学の先輩や後輩に誘われて演奏する機会が少しずつでてきました。これからどうやって音楽と、またバイオリンと付き合っていくのか、今は恐る恐る模索しています。