こんにちは。
先週、私の友人が出演する演劇を見に行き、考えさせられることがあったので今回はそれについて書いてみたいと思います。
私の通っている大学には規模の大きな演劇の学部があり、一年を通じて大学内の劇場で公演を行っています。
実はこの演劇の学部に関西外大からの学位留学生がいて、今回の公演に出演していました。彼は私と同じ国際言語学部出身で、この大学にも同じ時期に来ました。
彼が出演した演劇はThe Lady’s Not for Burning/Christopher Fryという作品で14世紀のイギリスを舞台にした、魔女狩りの話で、彼の役どころは、この物語の重要なキーパーソンである音楽好きの牧師でした。この演劇は全部で2時間10分あり、劇場も400人以上収容できる大学内で一番大きな劇場です。いわば今年一番の大作でした。
この学部の注目すべきところは、すべての演劇を学生が作り上げているところです。もちろん監督、ボーカルコーチなどの特殊なポジションは学部の教授ですが、それ以外はすべて学生です。
今回の演劇は去年の秋からキャスティング、ステージ作り、ボーカルトレーニング、リハーサルなど、この演劇に関わる学生が協力し合って取り組んできたそうです。
今回の演劇に出演していたキャストは11人で、彼は日本人としてたった一人出演していました。彼は学部内外からキャストを選ぶオーディションを勝ち残り、見事な演技を見せてくれました。物語の鍵を握る彼の役どころと彼のすばらしい演技力で、カーテンコールでは人一倍の歓声を浴びていました。
彼は高校生の時に演劇を志し、俳優養成所に通い始めたといいます。外大に入学後は、アメリカの大学で演劇を学びたいということで学位留学を目指しました。アメリカの大学に留学後は、言葉の壁、アメリカの演劇の難しさに相当の苦労をしたそうです。演劇のオーディションになかなか受からず、ついには自分の夢をあきらめてしまおうと思ったこともあるそうです。でも、そんなときはいつも自分の志した道を進むしかないと自分に言い聞かせて耐えたそうです。
彼は演劇に対し、「自分がどこまで出来るか」という自分の可能性への挑戦と、「みんなで演劇を作り上げることへの感動」が特に魅かれるところだと言っていました。
学位留学では、私のようにビジネスを学んだり、また彼のように演劇を学んだりと、本当に様々な勉強をすることが出来ます。ただ、学位留学に共通していることは、2年間、自分の選ぶ専門分野に本気で取り組め、自分の可能性に挑戦できる点だと思います。
私も彼に負けないよう、自分に挑戦し続けていきたいと思いました。