June 29, 2007

Japan Night

今回は先日行ったJapan Nightというイベントについて書いてみます。
私はオルバニーの日本人学生会(Japanese Student Association)の副会長をしています。この団体は、『NYオルバニーの大学で日本の文化を伝えたい』 という考えに賛同した仲間で去年の10月に作られました。アメリカの大学にはアジア、アフリカ、ヨーロッパなど様々な国から来た学生がいます。そしてそういった学生が自分たちの国の文化を紹介するため、またアメリカでの生活を乗り越えていくため、学生会を作っています。しかし、私の通っている大学ではほとんどの日本人が一年間で帰国してしまう交換留学生であるため、この日本人学生会がありませんでした。

私はこの大学に通っていて、自分が日本人であることを理由にからかわれたり、時には暴言を吐かれたりして、何か居心地の悪さを感じていました。日本人が多く住む西海岸とは異なり、NYの田舎町にあるこの大学に通うアメリカ人は残念ながら日本に関心を持っている人が少ないように思います。そこでそんなアメリカ人の学生たちに、ありのままの日本を伝えたい、そして日本人のことを理解してほしい。そうすれば日本人が少しは過ごしやすい大学になるのではないかと思ったのが、私がこの日本人学生会に入ったきっかけです。
私たちは日本の文化を伝えるためにJapan Nightというイベントを企画しました。このイベントは全部で2時間半かけ、日本についての展示、日本食、歌、ソーラン節、空手、日本に関するクイズ、そしてファッションショーで構成しました。私たち日本人の学生ひとりひとりが考える日本文化をこのひとつのイベントの中に詰め込みました。企画から数えると準備期間は9ヶ月を超えました。このイベントにかかわる人、一人一人が日本の文化を最高の形で伝えようと考え、衝突し、何度も何度も話し合いを重ね、そして一つになった6ヶ月間でした。

当日は皆で何度も行った宣伝のおかげで、予想の150人を遥かに上まわる、302人のお客さんが来てくれました。でも一番うれしかったのは、そのお客さん全員を感動させることができ、「日本ってすごい」「いままでよく知らなかったけど日本文化っておもしろい」という言葉を数え切れないほど聞いたことです。
このJapan Nightでアメリカ人たちに伝えることができた日本文化はたくさんありましたが、私は「皆で一つの目標に向かって本気で取り組んでいく」という日本人が誇る団結力というのを披露できたことが一番満足できた点でした。これからもオルバニーの日本人学生会が本物の日本文化を発信し続け、アメリカ人との溝を少しづつ無くしていければと願っています。