October 11, 2007

「第二の故郷バスクの人々」

私の研究している地域は、スペインとフランスにまたがっている「バスク」という地域です。
ここは、今まで一度も国家として成立したことがないのですが、彼らは自分たちの住んでいるところを「バスク国」と呼んでいます。何故なのでしょうか。
 バスク人は他のスペインの人たちと違った身体的特徴を持っています。例えば、血液型はRhマイナスが多いのですよ。昔は100%だったのかもしれませんが、他の人々との混血も進んだから、現在は20-30%ぐらいだと言われていますが、日本と比べてもこれは非常に高いパーセンテージですよね。またB型が少なくてO型が結構いるらしいです。

 それから頭の形なのですが、やはり他のスペイン人とちょっと形が違って見えます。大きめと言いますか、張って見えるんです。頭蓋骨の形からバスク人はクロマニョン人の変種だと言われたこともありました。これって、進化していないということなんでしょうか???
 また眉毛と目がひっついて、目が奥まっているように見え、顔と鼻と顎が長く感じます。スペイン人というと、背がそれほど高くなく、黒髪、黒い瞳というイメージをお持ちかもしれませんが、バスク人は背が高く、がっしりした体格の人が多く、金髪や栗色の毛、瞳の色もまちまちです。

 気持ちがとってもやさしくて、あまりの親切さに涙が出ることも少なくないんですよ。おしゃべりをするより、黙って、にこにこと見ていてくれて、何かの時にはさっと助けてくれる、日本人の「阿吽の呼吸」じゃないですが、言わなくてもわかってくれるという、とても素敵な人が多いのです。だから、私はバスク人が大好きで、バスクのことを第二の故郷だと思っています。