今回はちょっとした休暇を利用して、イタリア人の友人の家にホームステイした体験を伝えたいと思います。
イタリア人の彼と実際に出会ったのはこのイタリアの地ではなくて、3年前の春。彼がペルージャ大学から留学生として本学に留学していた時でした。私はまだ1年生で、イタリア語を学び始めた頃で、本学の書店でイタリア語の本を見ていた時に、彼が私に声を掛けてくれたのがきっかけでした。
私がこのイタリア留学を決意したきっかけの1つでもあることは間違いありません。むしろ彼と出会っていたからこそ、イタリアの大学の中でも今留学中の「ペルージャ外国人大学」に一番関心を持ったのだと思います。
彼の実家は「Battipaglia」という街で、ナポリの近郊に位置します。また世界遺産の「Paestum」や「アマルフィ海岸」からもとても近い距離にあります。私はペルージャからバスを利用してその街まで行ったのですが、所要時間5時間で着くところを、結局は6時間かかることになりました。日本でならいらいらしていたかもしれませんが、今ではもう電車やバスが遅れることには慣れましたね。
着くとすでに日は暮れていたので、彼のお母さんの手料理をごちそうしてもらうことになりました。やっぱりイタリアと言えば、パスタですよね!?
知ってますか!?イタリア料理にはAntipasto、Primo、Secondo、Contorno、Dolce、そして最後にはCaffe’という順番で料理を食します。それに食卓にパンが並べられます。けれども、これらすべてを食べるのには実際に多いので、例えばPrimoのパスタとContornoの野菜の組み合わせで食べたりします。
この日は彼のお父さん自家製の赤ワインを飲みながら、ペスカトーレという海鮮パスタに鶏肉、そして最後にはCaffe’をご馳走になりました。イタリア人は食後にはcaffe’を飲む習慣があり、基本的にはエスプレッソを好んで飲むようです。
<洞窟住居>
4泊5日のホームステイの間に私たちは色々な場所を訪れる機会を得ることができました。その中でも一番感銘を受けた場所が世界遺産にも登録されている「マテーラ」。ここの見所はサッシ地区と呼ばれる岩窟住居で、2000年経った今もなおここに住んでいる人たちがいます。しかしながら、その歴史は平坦な道のりを辿ることはなかったのがこの写真からも伺えるのではないでしょうか!?
一時は廃墟と化し、人の手から見放される運命にあったこのマテーラ。しかし、こんなにも人の目に強烈に映るインパクトを人は放ってはおけませんでした。そしてこのマテーラは1993年に世界遺産に登録されるとともに、保存、復興が進み、今では世界からこの自然と一体化した洞窟住居を訪れる人が絶えません。
<ピザ作り>
このホームステイの中で一番の醍醐味がピザ作りでした。ナポリといえばピザで有名ですが、ホームステイ最終日には家族や親族が集まって、自家製ピザを作りました。私はすべての作業を見ているだけでしたが、本場のピザ作りを目の前で勉強することができました。ピザの生地を作る作業から、具材を各自分担して調達、調理し、そして釜に薪を入れ、火を起こし、最後にそこにピザを入れていく。1つ1つの作業を日本では見たことがなかったので、本当に勉強になりました。彼のお母さんに「もうピザの作り方は覚えたでしょ!?これであなたも日本でピザが作れるわね」と言われ、私は「けど、ピザを焼く釜がないんですよね。」と答えると、「釜の代わりにオーブンでも大丈夫」と言われました。もうこれは日本でピザ
作りに挑戦するしかないですよね!?
ナポリのピザは水牛のモッツァレッラチーズを使うのが特徴なのですが、このチーズがまた格別!!私自身ピザの中でもこのナポリのピザが一番好きです。
もしイタリアに来る機会があれば、ピザの食べ比べをしてみるのも面白いかもしれませんね。機会があれば、ピザ作りを学び、ピザ作りにも挑戦してみるのも日本への最高のお土産になること間違いないと思います。