February 4, 2008

バルセロナ〜ロンドン旅行記

 皆様お久しぶりです。
今まではイタリアについて紹介してきましたが、今回はイタリアではなく、先日訪れたスペインのバルセロナとイギリスのロンドンについて紹介したいと思います。
またイタリアとはどのように違うのかも伝えればと思います。
<芸術の街〜バルセロナ>
 まずバルセロナといえば何が思い浮かびますか?
 ピカソ、ミロ、ガウディのサグラダ・ファミリア、カンプノウスタジアムをホームに持つバルセロナFC。このバルセロナだけでも本当に色々なものが浮かんでくると思います。
 スペインから何故多くの芸術家が輩出されたのか、それは街中を見渡すだけでも十分理解できると思います。街中は芸術で色染められ、観光客を魅了します。
 そんな観光名所が多いバルセロナですが、今回はスペインを、いや世界を代表するといっても過言ではない、世界遺産にも指定されているアントニ・ガウディが手掛けたサグラダ・ファミリア聖堂について紹介しようと思います。

 ガウディが手掛けたといっても、実際には1882年ビリャールによって着工されました。しかし翌年には、ガウディが100年構想とも言われるこのサグラダ・ファミリアの聖堂の建築を引き継ぎました。以後43年間ものこの建築に携わることになりますが、未だにその建築は続いており、完成は2020年と言われています。今完成している部分は、「地下礼拝堂」、「アプス部」、東側の「ご生誕の正面」、そして西側の「御受難の正面」です。この聖堂の中央には、高さ160メートルの塔が建築される予定です。
 しかし、私は実際にこの聖堂を訪れてみて、「本当に2020年までに完成するのかな?」と率直に疑問に思いました。何故ならば、まだ建築されていない部分が多いだけでなく、一つ一つ細かいところまで行き渡った遊び心ある装飾、そしてそのスケールのでかさ。
 この聖堂の目の前に自分自身立ち、サグラダ・ファミリアを見上げましたが、そのスケールの大きさに圧倒され、細部まで凝ったデザインの素晴らしさに感動しました。
 またガウディの作品はこのサグラダ・ファミリア聖堂だけでなく、バルセロナの至る所で見ることができます。その作品のいくつかは世界遺産にも指定されています。
 もし、バルセロナに行く機会があれば、ガウディの作品巡りっていうのもいいかもしれませんね。またこのバルセロナはもちろんガウディの作品だけでなく、ピカソ美術館、ミロ美術館等の美術館の数々。サッカーに興味がある人は、5万8千人収容可能なリーガエスパニョーラで有名なバルセロナFCのスタジアムを見学するのもお勧めです。私は実際にこのスタジアムで試合を観戦できる幸運に恵まれましたが、バルサの試合を生で観戦するのは本当に格別でした。あなたもまた、このバルセロナで、プライスレスな思い出を刻むことができるのは間違いないと思います。

<近未来都市〜ロンドン>
 まずこのロンドンを目の当たりにした私が抱いた感想は、世界のビジネスの中心と言われている意味をすぐに理解することができたということです。スーツを着た人が大勢、急ぎ足で街中を駆け巡る様は正にその通りだと思います。また世界一物価の高い街でも有名なロンドン。現在1ポンドは240円前後で取引きされていますが、スターバックスのコーヒーを飲みたければ、最低でも700円以上払わないといけません。
 街には世界のビジネスの中心とも言わんばかりに、ビルが建っており、近未来都市のイメージを我々に与えますが、一方で由緒ある歴史のある建造物が残るのもこのロンドンの街です。時計台ビッグベンのある国会議事堂、ウェスターミンスター寺院、バッキンガム宮殿、セント・ポール聖堂等を訪れると、その意味が理解できると思います。

また私自身は訪れることができませんでしたが、グリニッジ旧天文台がこのロンドンにあることも有名ですね。この天文台は、1884年に子午線ゼロ地点と定められ、世界の標準時刻を決める天文台になりました。しかしその後、残念ながら大気汚染が進み、観測に支障をきたすようになったため、1949年に天文台はサセックス州に移されました。
 けれども、このグリニッジ旧天文台が、地球の東と西の境目であることには今も変わりありません。
 またこのロンドンにはロゼッタストーンで有名な大英博物館があります。この博物館を実際に訪れてみて、まず1つ1つの作品を1日で全部見るのは不可能であるということがわかりました。全部で94ルームもあると聞くと、それが嘘ではないことがわかると思います。1つ1つの部屋には数え切れないほどの作品が展示されているので、訪れる際にはどこをどう訪れるかガイドブックでチェックしておくのが得策だと思います。
近未来都市を連想させると思ったら、歴史を感じさせる建造物が街中に広がるロンドン。新しいものと古いものが融合された都市、それがロンドンだと私は思います。感想は一人一人がそれぞれ違うと思いますが、その融合がうまく溶け込んでいることを実際に訪れてみるとわかると思います。
私は今回の旅行では、それぞれの国で1つの都市しか訪れることができませんでした。スペインにしても、イギリスにしても、都市それぞれにはそれぞれの顔があると思います。1つの国を深く掘り下げて知るには、やはり多くの都市を訪ねるのが一番だと思います。私自身は中心都市しか訪れることができませんでしたが、1つの国に興味を持ち、その国のことを深く知りたいと考えているならば、色んな都市を、色んな角度から自分自身の目で見て、肌で感じてもらえればと思います。