私の第二の故郷?スペインはバスク自治州の言語政策副大臣、文化局顧問、海外局長の三人が、なんと、関西外大に来られました。去年の夏、バスクへ行った折に知り合った海外局長から「日本に行く。1月29日に大学を訪ねたいんだけど、どう?」というメールが来た時には、「ええっ!」と驚きました。まだ定期テスト中だということもありますが、それよりどうやって迎えようかということで頭が混乱しました。
結局、大学の副理事長に話しまして、関係各所に指示してもらったお蔭で、私は自作の書類・予定表を持って走るだけですんなりと予定が決まりました。
図書館学術情報センターには、その日のために、バスク関係図書を集め、特別展示をしてもらいました。
スペイン語学科長はバスクの旗をあげようと提案し、私の手持ちの旗を用意いたしました。当日は残念ながらどしゃぶりでこの案は実現しませんでしたが、庶務部の提案で食事するテーブルにバスクと日本の小旗を置きました。各自の名前と肩書きを書いたプレートも置かれていました。これには三人共大喜びで写真を取りまくっていましたよ。秘書室はどのタイミングでお茶を出すかなど考えてくれましたし。万全の体制で迎えることができました。
副理事長と国際交流部長、スペイン語学科長それに私の四人が出迎えて、バスクの三人のお客様と一緒にいろいろな話をしました。バスクについて、関西外大について、それからこれからのことなど。
バスクから遠く離れた日本で、バスクのことを教えている関西外大、微力ですが私のゼミや授業など、これからは自治政府あげて?応援するからと言ってくださいました。本当にもっともっとバスクの良さを知って欲しいです。
ネガティブなイメージが付きまといますが、行って見るとわかります。絶対はずれないですから。
昼食を一緒に食べた後、「梶田組」こと梶田ゼミのみんなが集まった教室へ案内しました。ゼミ長と副ゼミ長が準備をしてくれまして、3人のお客さんプラス私の似顔絵を切り絵にして「ようこそ!」とバスク語で書かれたポスターが密かに作られて黒板に貼られていました。これには私もびっくりしましたが、何より3人に大受けしました。後で製作者と一緒に写真を撮り、大騒ぎでした。
それからゼミ長のスペイン語による挨拶、みんなで一緒にバスク語の歌を歌い、三人も学生の中に入って歌いました。そしてバスクについてみんなからの質問、三人からの質問と大いに盛り上がりました。予定していた一時間はあっという間に過ぎてしまいました。後は写真撮影、中には副大臣たちから名刺やメルアドをもらった人もいました。そしてお土産のバスクの旗「イクリーニャ」のステッカーを一枚ずつ学生にあげて部屋を去りました。
遠い日本でバスクのことを学んでいる学生たちがいるということも半信半疑でしたでしょうが、実際に目にして、
歓談して、本当に喜んでもらったと確信しています。後で車でホテルまで送り届けた大学の運転手さんが言っていました。大学からホテルまでずっと話しっぱなしだったと。大学を挙げて歓待したことを喜んでくれたと思います。さすが関西外大と思ってもらえたかな。私は、学生たちの姿にも目がうるうるしていました。スペイン語で副大臣たちと堂々と話をして、よくここまでになったな、なんてね。バスクのことを勉強しても役に立つのかなといつも思っていましたが、彼らの成長した姿に、やってきてよかったかな、と自己満足です。
これをご覧になっている高校生のみなさん、関西外大にスペイン語を勉強しに来ませんか。