April 21, 2008

日本とイタリアのGAP

 去年の末、イタリアのローマからの帰路、機内で、『イタリアから日本に帰ってもやっぱりカルチャーショックを受けるものだろうか!?』そういうことを頭に浮かべていた。そして、私は寒さが厳しい関西国際空港に舞い降りたのだった。
 日本から留学に行く時の飛行機でも、全く同じ考えを抱きつつ、イタリアへと向かったことを今でも鮮明に覚えている。ただ、あの頃は『日本とイタリアは違う。日本は日本だし、イタリアはイタリア。日本のような便利さをイタリアには求めてはいけない。』という思いで向かったので、2007年4月からその年の末までの9ヶ月間の留学生活では大きな問題を抱えることなく、生活できたのだと思う。
 しかし、実際にこの日本に帰ってきてまず思ったことは、『何て便利な世の中がこの国には広がっているのだろうか!?』ということだった。帰国後の最初1ヶ月はずっとその考えが頭の中から離れることはなかった。

 例えば、コンビニ。今では夜中であろうと、明け方であろうが24時間いつでも自分の買いたい時に欲しいものが手に入れられることがこの日本では可能であろう。今ではコンビニだけでなく、マクドナルドや飲食店も24時間営業なんて当たり前の時代である。
 しかし、イタリアではコンビニというものは存在しない。平和な日本とは違い、治安がいいとは言いがたいイタリアを始め、世界では日本のように簡単にそのようなものが作れない国は多々ある。しかも、イタリアでは「昼休み」というものがお昼の13時から夕方の16時まで基本的に設けられている。しかもどのお店も閉店時間は基本的には20時。そして日曜日はどの店も基本的には閉まっているのである。平日でもお昼休みは取らず、日曜日も空いているお店もあることはあるが、それは例外といっても過言ではない。だから、もしあなたがイタリアに旅行に行こうと考えているならば、それがローマ、ミラノ、フィレンツェといった大都市であろうと、基本的に日曜日にショッピングはできないということを念頭に置き、旅行を楽しんでもらいたいものです。

 日曜日はお店が閉まるので、私がイタリアのペルージャに留学中は常に、土曜日のお昼までには、『日曜日の朝、昼、晩ご飯は何を食べようかな!?』ということを頭に入れつつ、買い物を済ます必要がありました。

 日曜日は店が閉まっているというそんな感覚が残っていた帰国して間もない頃、ある日私は就職の為に一着のスーツを購入しました。そして、その仕立てが出来上がりの日がたまたま日曜日でした。そして母に『スーツ取っておいでや。』と言われましたが、私は『今日は日曜日やから、お店閉まってるやろ!?』と思わず聞き返してしまいました。たった9ヶ月の留学生活でしたが、その生活リズムはしっかりと自分の中では根付いてしまってるんやな〜と思いつつ、初逆カルチャーショックを受けたのでした。


<留学中の皆さん、又は留学を終えた方々へ>

留学先での『カルチャーショック』、もしくは留学先から日本に帰国後の『逆カルチャーショック』の体験談をお持ちだと思いますが、それはいかなる体験でしたか?
私みたいに笑い話で済ませるような体験でしたか?それとも・・・!?
皆さんの体験談も是非お聞かせいただければと思います。