ケニアでの留学生活を終えて、日本に帰ってきました。始まったときはこれから一年って長いなーと思っていたけど、終わってみるとあっと言う間でした。本当に早かったです。
私が留学していた大学には、アフリカの国を中心に、いろいろな国からの学生がいました。それで、お互いの国の制度や文化、それにお互いに持っているステレオタイプについて話し、びっくりしたり笑ったりすることがたくさんありました。みんな日本の存在は知っているし、アフリカでのイメージもとても良いようです。でも、時々台湾や香港は日本の一部だと思ってたり、「中国と日本は違う国なの?」と本気で聞いてくる人もいました。まぁ、私もアフリカの中で知らない国も多かったので人のことは言えませんが・・・。
いちばんおもしろかったのが、日本に対するステレオタイプを聞くことでした。日本人はみんな武道をやると思っている人が多かったです。ほとんどの友達に「空手やるの?」と聞かれて、「私はできない」って答えたら、「何で?日本人はみんなやるんじゃないの?」とよく言われました。でも、アジア人の区別は難しいらしく、ブルース・リーやジャッキー・チェンが日本人だと思っていた人も中にはいました。あの人たちは違うんだよって言ったけど、多分あまりわかってくれてないような気がします・・・。時々、ラストサムライを見た人はまだ武士がいるのか聞いてきたり、日本人は子供でも精密機械を組み立てられると思っていたり、私が広島出身だと言ったら、「じゃあアメリカのこと大嫌いでしょ。」と言われたり・・・
聞くのはおもしろかったけど、でもこういう壁がなかったらもっと理解も深まるんじゃないかなーと思いました。日本の中にも、アフリカ=マサイ族、動物、紛争、飢えてる人々だと思っている人が大勢いると思います。それも確かにいるけど、いろんな人がいます。ネガティブなイメージが多いかもしれないけど、素敵なところもたくさんあります。こういうステレオタイプをもっとなくしていけたらいいな、と留学中強く感じました。
また、街の中心部や割りとお金持ちの家でさえ、大雨がふったら簡単に停電し、真っ暗だしエレベーターも止まるので何十階に登るのにも階段を使わなければならないこと、インターネットが驚くくらい遅いことなど、やっぱり途上国なんだな、と感じることも多かったです。日本から思っているのと、実際住んでみるのとでは、やっぱり違いました。この8ヶ月間、とても貴重な経験ができたと思います。