こんにちは。今回の投稿では派遣先大学の社会福祉についてお話したいと思います。私が留学している大学は2万人規模の総合大学です。ごくごくふつうの大学です。ただひとつ福祉の観点から注目すべき点があります。それはdisability をもった学生の数の多さです。2万人規模の大学で600人以上のdisabilityをもつ学生が学んでいます。通常2万人規模の大学ならdisabilityをもつ学生はどんなに多くても100人以下だそうです。それだけに大学側の受け入れ態勢や学校内のバリアフリー化はすばらしいです。自動ドアやエレベーター、スロープ、車椅子対応のトイレや専用スペースなどはどこにでもあります。そのなかでも私が最も驚いたことはノートテイカー(note-taker)の制度でした。ノートテイカーとは書くことができない学生のために自分のノートをコピーして渡すというものです。これぐらいのことなら個人的に頼めばできるかもしれません。しかしここの大学では手助けが必要な学生はその要件を大学側に申し込むことができるのです。そして各学期の最初の授業時に教授がクラスにアナウンスをしてノートテイカーを募ります。私がこの場面に初めて遭遇したときはまだアメリカに来て2週間目で最初は何のことか全くわかりませんでした。一番驚いたことはノートテイカーには奨学金が出るということです。ノートテイカーには学期末に100ドルが支給されるとアナウンスしていました。私がこのアナウンスを聞いたとき、実際どれぐらいの人が協力するのかと思いました。すると授業終了後、何人もの学生がノートテイカーに申し込んでいてとてもびっくりしたことを今でも覚えています。
今回伝えたいことは、留学中には勉強以上に大切なこともあるということです。このようなことは日本ではなかなか経験することができないでしょう。私自身も留学して初めてこのような制度を知りました。これから留学するみなさん、留学を考えているみなさん、留学先で勉強以外にも大切なことはたくさんあります。実際に留学したときに、自分の目で見つけてほしいと思います。