July 10, 2010

優しさを極める

誰がくれた言葉だっただろう。それはもはや忘れてしまったけれど、誰かが素敵な言葉をくれた。「優しさを極めなさい」。最近、この言葉が私の心の奥にいつもある。いつごろ聞いた言葉かすら忘れてしまったけれど、最近よくこの言葉について考える。

私は現在東大阪の高等学校で英語を教えている。授業中でも、クラスの外でも、高校生は元気である。元気なのはとてもいいことだと思う。だが、時にその元気さが度を越してしまうときもある。そういうときには、しっかり言わなければならない。

高校生とは非常に微妙な時期であるように思う。もはや立派な大人である。と同時に、やはり幼い部分もかなりある。半分大人で半分子供である。これは非常に難しい。自分自身に責任を課して頑張ってはいるが、それを果たしきれていない。なんだか、そういったジレンマの中で苦しんでいるようにも見える。

そういった、精神的に微妙なバランスを持つ彼ら。優しく接するようにと心がけてはいるが、それは単なる甘やかしなのかもしれないとも思う。やはり、怒鳴ってでも怒らなければならない場面にも遭遇する。そういう時は考えるより先に怒鳴ってしまう。

優しい声をかけることも「優しさ」の一つ。テンションが上がりすぎてやってはいかんことをしている生徒を見つけて、怒鳴り声をあげるのも「優しさ」の一つ。。。。だとおもう。

「優しさを極めなさい」。誰が言ったのか、私の心に大きく存在するこの言葉。非常に深遠な言葉だということに気がつかされる。

まず、「優しさ」とはどういうことなのか。これをしっかりと認識することが、「優しさを極める」ための第一歩であることは、どうやら間違いないようである。