January 5, 2007

ラマダン

日本では全く馴染みのないラマダンですが、イスラムの国であるエジプトでは当然のこと。こちらの生活にもやっと慣れてきた時に突然始まったラマダンについて少しご紹介します。

まずラマダンを簡単に説明しますと、イスラム学者や天文学者らがイスラム暦9月の新月を確認し、イスラム教最高権威が断食月入りを宣言して、ラマダン月が始まります。その為毎年ラマダンの月は少しずつずれます。ラマダンの間イスラム教徒たちは、日の出から日没まで一切のものを口にすることはできません。その他にもラマダン中にはコーランを読んだり喜捨をしたり、しなければいけないことがたくさんあります。また、今ではお祭りのようになってるいる為、町中にラマダン用のランタンが飾られて、とてもきれいです。

ラマダン中は普段とスケジュールが一変します。朝、日の出前に起きて朝食を済まし、仕事に行きます。仕事も早めに終わるので3時までには帰宅(大学も授業が短縮されて早く終わりました)。日没とともに、夕食を腹いっぱい食べ、また夜11時頃に2回目の夕食をたっぷり食べます。この夕食の宴は日没から深夜まで続くこともしばしば。また、ラマダン中だけ町中の至る所で、貧しい人等の為に無料で夕食が提供されます。僕も数回この施しに行かせてもらいましたが、彼らの食欲はものすごいです。日没と同時に食べ始めて、10分後には食事をすべて平らげて去っていきます。初めて行った時は、そのスピードと勢いにあ然とするしかありませんでした…。

僕もせっかく来たのだからと挑戦してみましたが、かなりつらいです。空腹もつらいのですが、目の前にある食べ物を食べられないのがもっとつらかったです。でも、現地の人々と同じ体験ができて、エジプトを体で感じることができてとても楽しかったです。来てから出る一方だった腹も少しはマシになったし!でも、最近の人々は、ラマダン中は食べすぎで太る場合のほうが多いらしいですが…。

◎写真:町中にでている貧しい人等への施し