January 30, 2007

ドイツの正月について

ドイツでは元旦のことをSilvester(ジルベスター)と言います。
クリスマスを終えてから少し静かになったドイツでしたが、Silvesterにはまた活気が戻ってきます。

去年までは日本の実家で炬燵に入りながら紅白を見ていたのですが、
今年は外大仲間とハンブルクに行って、
本場ドイツのSilvesterを堪能してきました。

その感想なのですが、なんといっても「花火」のインパクトがとても強いですね。

ここドイツでは
Silvesterの三日前ぐらいにスーパーのあちこちで花火を売るようになります。

はじめは、「時期はずれやなぁ」
とあまり気にせずに見ていましたが、
実際にSilvesterを体験してみると、
花火はsilvesterに欠かせない必需品だということが嫌というほどわかります。

夏に花火をするのではなく、
冬のSilvesterの日に花火で大いに盛り上がる、
それがドイツの習慣のようです。

どのぐらい盛り上がるかというと、
真昼間から爆竹の音が町中に木霊することほどです。

子供から大人まであっちやこっちで花火のし放題です。
日本のように手持ち花火を使うところはほとんどなく、
たいていが打ち上げ花火、ロケット花火、爆竹などを使っています。

昼真っからそれですので、
Silvesterが近づいてくるごとにその激しさは増していきます。

夜に町を歩くと、
時に足元に爆竹を投げつけられたり、
すぐ近くをロケット花火が通過したりと、
身の危険を感じてしまうほど花火が飛び交っています。

私たちはエルベ川沿いの港でカウントダウンまでの時間を過ごしていたのですが、
もう花火の無法地帯。
これでもか!
といわんばかりにみながみな個々の花火を打ち上げます。

そんな中、
シャンパンで飲み明かしている人もいれば、
歌を歌いだす人もいるなど、
危険なことなど露とも気にせず、
港はたくさんの人で溢れかえります。

別段カウントダウンの掛け声が聞こえたりするでもなく、5分前ぐらいに花火の勢いが増えていき、
エルベ川を遊覧している船の汽笛の音で新年の始まりとなります。

その音が聞こえた瞬間、
残った花火をみんな一斉に打ち上げます。

Silvesterを祝う歓喜の声、
花火の音、光、
火薬のにおい。

そのとき私は驚きはしたものの、
熱気に包まれながら新年を祝うのもいいね、
と、華やかに飾られたエルベ川で楽しませてもらいました。


一度みなさまも身の危険を承知で「ドイツの新年」を迎えてみてはいかがでしょうか。
それでは、
Prosit Neujahr!! (明けましておめでとうございます)