先日、岡山県内のあるSELHi指定校に授業見学に訪れる機会がありました。3年生の授業を参観したのですが、彼らのスピーキング能力の高さに驚かされて帰ってきました。私が見学した授業では「模擬国連」が行われていました。その日は「絶滅に瀕している動物」というテーマで、生徒が二人ないし三人で世界各国の代表となり、自国の絶滅危惧種の現状、政府の取り組み、そして国連に着手して欲しい要望を発表していました。もちろん全て英語です。時間の関係上、「オーストラリア」の代表のアピールしか聞けませんでしたが、彼らは「ウミガメ」について発表していました。彼らの英語の流暢さもさることながら、一番驚かされたのが、原稿を持っていなかったことです。事前準備はもちろんするのですが、いざ発表となると自分の口をついて出てくる英語で発表するわけです。細かく言えば文法や単語のミスもたくさんありましたが、彼らの積極性に感動を覚えました。
現在、英語教育においては「実践的コミュニケーション能力の向上」が大きな目標に掲げられています。しかし私自身を振り返っても、教科書を進めることに重きをおいてしまっている授業が多い気がします。「英語である以上、どのような内容の授業であれ、できる限り英語を使って指導する」わけですが、「模擬国連」と比較すると、まだまだ反省改善することが多いなあと感じました。
ちなみに私が訪れたその高校には、学年で1クラス「英語コース」が設けられており、2年次に全員、カナダもしくはオーストラリアに一年間留学に行くそうです。う〜ん、納得。