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チリの意外な食生活〜その1〜

CHILE

CHILE Jun. 13. 2016

高柳一心

こんちには、お久しぶりです!チリカトリック大学でスペイン語学留学中の高柳一心です。
チリに到着して約4ヶ月が経過し、スペイン語は渡航時に比べると上達してきました。チリではテスト期間に差し掛かり、テスト勉強に追われています。前回のGlobal Reportから長らく経ちましたが、やっと更新させていただきます。

今回はチリの食文化です!チリの食事と聞いてもはっきりとしたイメージは浮かばないと思います。「魚料理が多そう!」「チリ料理って辛いんじゃないの?」というのが日本の友人たちに聞くイメージです。僕自身も渡航前はそうでした。「チリ」という言葉から「チリソース」をイメージしてすごく辛い料理が中心だと思われたり、広大な海岸から海鮮料理を想像されがちですが、実は違います。この記事では「チリの意外な食生活」というテーマに焦点を当てて紹介したいと思います。

まず、サンティアゴに住むチリ人は一般的に肉の方が好きです。むしろ、「魚は好きだけれども、あまり食べない」と言った方が正しいかもしれません。というのも、肉類の方が魚よりもはるかに値段が安いのです。スーパーでサーモンと牛肉の値段を比較すると、サーモンは1kgあたり約1500円、牛肉は1kgあたり約800円とサーモンは牛肉のおよそ2倍の値段で売られています。チリはサーモンの養殖で有名ですが、平均年収の低いチリでは限られた人々しか口にできないのです。


☆代表料理を5つ紹介します

●Asado(アサード)
牛肉や、鶏肉、ソーセージなどを炭火で焼き上げるシンプルな料理です。
いわゆるバーベキューに似ていて、週末に家族や友達と集まる時に楽しみます。隣国アルゼンチンで有名な料理ですが、チリでも広く行われています。



●Empanada(エンパナーダ)
スペインからラテンアメリカに伝わり、現在ではスペイン語圏で広く知れ渡っている有名な料理ですが、例えるならば「餃子」に似ているでしょうか。チリのエンパナーダは「pino」という玉ねぎとひき肉を炒めた具材を生地で包んでいます。お腹が空きすぎていたので、写真を撮る前に一口かじってしまいました(笑)



●Pastel de choclo(パステル・デ・チョクロ)
こちらはチリの伝統料理です。僕の一番好きなチリ料理です!(笑)
先ほどのエンパナーダと同じく「pino」が中に入っており、その上にトウモロコシのクリームをかけてオーブンで焼き上げたものです。肉じゃがに味が似ていて、日本を少しだけ思い出せるのでお気に入り!


●Cazuela(カスエラ)
典型的な家庭料理で、大きめに切ったトウモロコシやじゃがいも、かぼちゃ、ニンジン、牛肉などに塩を加えてじっくり煮た料理です。野菜のうまみそのものがスープに溶け込んでいるので、質素ながらも深みのある美味しい料理です。



●Arroz con leche(アロス・コン・レチェ)
見た目の通り、お米に牛乳と多めの砂糖を加え、最後にシナモンを振りかけて完成です。
率直に言うと、苦手です(笑)いつも食べ慣れているお米とは程遠い不思議な味がするので、好きではありません。


このようにチリの代表料理を紹介すると、なかなか海鮮料理が出てこないんです。意外に思われるかもしれませんが、日常では魚をあまり口にできません。


☆一番美味しかったチリ料理
4ヶ月のチリ生活のなかで最も美味しかったチリ料理は魚料理でした。僕自身が魚料理が好きだということもありますが、これは群を抜いて美味しかったです。これはReineta(レイネタ)という日本でいうマナガツオに似ている?、脂が乗っているクセのない白身魚で、チリではポピュラーです。味付けは塩のみというシンプルな料理でしたが、とっても美味しかったので、もう一度食べたいです(笑)



以上、今回はチリの代表料理を紹介してまいりましたが、まだまだ「チリの意外な食生活」についてレポートしたいことがありますので、2回に分けてご紹介します。ぜひ、「チリの意外な食生活」〜その2〜もご覧ください!!

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CHILE Jun. 13. 2016

高柳一心