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DELF/DALF

FRANCE

FRANCE Jan. 12. 2016

男やもめ

みなさん、明けましておめでとうございます。フランス留学中の野邉祐樹です。あっという間に1年が過ぎたというのが正直な感想です。みなさんはどうでしたか?あっという間かそうでもなかったか。いずれにせよ、今年もよろしく。

さて、今回のテーマは“DELF/DALF”についてです。耳慣れない方もいらっしゃるでしょうから、少し説明を。 “DELF/DALF”とは、フランス国民教育省認定のフランス語能力を測る試験です。日本で行われている仏検は日本のフランス学習者のみが対象ですが、”DELF/DALF”は世界中のフランス語を母語としない人が対象となっています。英検とTOEFLの違いといったところでしょうか。 “DELF”(A1,A2,B1,B2)が初級から中級レベル、”DALF”(C1,C2)が上級レベルとなっています。

こちらサンテチエンヌの語学学校のクラス分けはこのレベルで決まります。
12月の初旬にB1の試験を受けたので、そこで感じたことを報告します。基本、「聞く・書く・読む・話す」の4技能すべてについて審査されます。

まず、「聞く」の試験は正直あまり自信がありません。問題集に取り組んだり、毎日フランス語を聞いていたのですが、緊張のせいか少し難しく感じました。

次に「書く」。ずばりフランス語作文です。テーマに沿って自分の意見を作文するのですが、こちらは難しいとは感じませんでした。今回のテーマは2つあり、1つは「職場に最新技術を取り入れる利点と不利な点」でした。もう1つはグラフを見て特徴と自分の意見を述べるものでした。 僕が選んだのは前者です。

「読む」に関しては、内容は比較的にわかりやすくて短めのテキストでした。これまでに長めの文章で練習問題をしてきたのが功を奏したのか、易しいと感じました。

最後に「話す」です。この試験は一番の壁となりました。最初はどう準備したらいいのかさえわかりませんでした。しかし、通常のフランス語の授業でスピーキングの練習や本番を想定した模擬テストがあったのが救いでした。試験は面接形式で、試験官と受験者が1対1で行われます。あらかじめ与えられたテーマ(複数の中から選択できます)に沿って自分の意見を述べるのですが、3つの工程を踏みます。【1段階目】軽く自己紹介から始まり、【2段階目】日常生活を想定した場面を試験管と2人で役を演じます。(例えば、あなたは友達の誕生日にプレゼントを買うことにしました。しかし、何を買えばいいのかわからないので別の友達に助言を求めます、という状況で演じてくださいなど)【3段階目】最後に自分で選んだテーマについて語ります。

これら4つの試験の配点は各25点。合計100点満点ですが、合格基準は50点です。ただし、どの試験も最低5点はとっておかないと不合格となります。

試験会場は自分が通う語学学校でしたが、学外の人たちも受けに来ていました。カバンと携帯は一箇所に集められ、結構厳重な状況下で試験に臨まなければいけません。試験の結果は2か月後に発表です。

語学を学んでいる人の中には、「読む・書く」が得意な人と「聞く・話す」が得意な人の2種類に分かれると思います。僕自身は前者にあてはまり、今回の試験ではそれが出ちゃったかなって感じです。これからは苦手分野の「聞く・話す」に力をいれていきたいです。

この試験は日本国内でも受験が可能です。詳しくはネットで”DELF/DALF”を検索してみてください。フランス教育省お墨付きのこの資格は一生涯有効です。フランス留学を考えている方、将来フランス語圏で働きたい方は是非チャレンジしてみてください。試験勉強は時間に余裕をもってやっておいたほうがいいです。半年や1年計画とか。”DELF/DALF”取得を今年の目標にするのもよいかもしれませんね。ではみなさん、よいお年を。

野邉祐樹
 

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FRANCE Jan. 12. 2016

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