「対人力」全国1位 企業の人事担当者から見た大学のイメージ調査 日経HR発行「就職力ランキング」

日本経済新聞社と就職・転職支援の日経HRが行った、上場企業の人事担当者が採用学生から見た出身大学に関するイメージ調査で、本学は「対人力」で1位に輝いた。「独創性」で6位、「行動力」では7位で、総合ランキングでも19位に入った。総合ランキングでは、京都大学、筑波大学、東京大学など国公立大学が上位を占めるなかで、20位以内に入った関西の私立大学は、本学と同志社大学(17位)、立命館大学(18位)の3大学だけだった。
 
調査は、全上場企業3577社に、2013年4月~15年3月の2年間で新卒として採用実績のある大学を人数の多い順に10校挙げてもらい、その大学の「学生のイメージ」および「大学の取り組み」を聞いた。ランキングの対象となったのは、全国の392大学。
 
「学生のイメージ」は、「行動力」「対人力」「知力・学力」「独創性」の4つの側面に分けて評価をまとめた。このうち、本学が1位となった「対人力」は、「コミュニケーション能力が高い」「ストレス耐性が高い」「柔軟性、適応力がある」の3項目を得点化してランキングしたところ、本学は「コミュニケーション能力が高い」が8.50点と群を抜いて高く1位、「ストレス耐性が高い」「柔軟性、適応力がある」も20位以内に入り、留学を柱とした実践的な学びが、「対人力」に対する高い支持につながったと考えられる。

また、6位の「独創性」は、「創造力がある」「個性がある」「着眼点がよい」の3項目で評価され、「個性がある」の項目で本学は京都大学に次ぐ2位だった。7位の「行動力」では、「熱意がある」「主体性がある」「チャレンジ精神がある」の3項目で評価された。
 
一方、「大学の取り組み」については、「グローバル化に熱心に取り組んでいる」という項目で4位、「施設や立地などの学習環境が整っている」で7位にランクインした。
 
調査の詳細は、日経HRより6月22日に発行された日経キャリアマガジン『価値ある大学2016年版 就職力ランキング』に掲載されている。

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