御殿山キャンパス・グローバルタウン

学校法人関西外国語大学(大阪府枚方市)は2015年に創立70周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として、中宮キャンパスに近い国有地を購入。2018年4月、新たに御殿山キャンパス・グローバルタウンが開学します。

新キャンパスには、約700人が入居できる「Global Commons 結−YUI−」を建設。本学の特徴である国際交流の一大拠点とします。メインキャンパスである中宮キャンパスとそれに近接する御殿山キャンパス・グローバルタウンを一体運用し、スケールの大きな国際交流拠点としてさらなる充実・発展をめざします。

Global Commons 結−YUI−

グローバル人材育成の一翼を担う、多文化共生型の生活空間です。外国人留学生と外大生が学食住を共にする共同生活を通して日本に居ながら海外生活を体験することにより、異文化理解をはじめ、問題解決力、自己管理力、チームワークなど社会人基礎力を養う拠点となります。

※英語国際学部が学研都市キャンパスから移転するほか、英語キャリア学部、外国語学部、短期大学部、留学生別科など関西外大の全学部・学科の授業が行われる予定です。

-
キャンパス自体が街に

街並みを思わせるキャンパスは、特徴ある5つのステージに分かれ、さまざまな出会いと交流を演出します。

第1ステージ(エントランス)

東側の市道との間を隔てる木々の脇から、広さ5万㎡のキャンパス内に入ると、四季折々の並木が出迎えてくれます。世界各国の国旗を右手に見ながら石畳を踏みしめてエントランスゲートへ。中央の噴水が清涼感を漂わせています。右側にはカフェやベーカリー、コンビニエンスストア、食堂が入るバルコニーつきのしゃれた2階建ての建物が見えます。さまざまな国籍の若者たちが談笑し、近隣の住民がコンビニへ向かう姿も。ここは24時間オープンのスペースです。

エントランスの南側、ひときわ緑の多い一画を占めるのは講堂です。収容人数は900人。式典やイベントがここで行われます。

北側はキャンパスを東西に貫く「Global Commons 結-YUI-」。ここは、海外からの留学生と関西外大の学生が共に暮らす生活空間です。中央部の中庭が吹き抜けになった四角形の建物(6階建て)で、4棟を渡り廊下でつないだ形になっています。2~6階に個室が計654室。各階には、共用のキッチン、ダイニング、リビング、シャワー室、ランドリーが備えられ、学・食・住をキャンパス内で完結することができます。

1階の東端には複数のカラオケルームも設けられていて、娯楽を通した交流にも一役買いそうです。

第2ステージ(学びのエリア)

エントランスゲートをくぐると、大小の教室を配した「学びのエリア」です。まず目に飛び込んでくるのは、茶系統の瓦屋根の小教室(2階建て)です。5つの教室が吹き抜けを囲んで「コ」の字型に並びます。同じ構造の教室群が、メインストリートを挟んで南北に2カ所配置され、2つの教室群は、2階部分が渡り廊下でつながっています。

小教室は、大きな窓をとったガラス張り。授業を受けている学生たちの様子を通りから見ることができます。教室群を取り巻く外廊下や渡り廊下、2階部分に設けられたバルコニーにも、学生たちの姿があります。学びを「見る」「見られる」関係が、学生同士の知的好奇心を引き出す空間となりそうです。

メインストリートから1歩路地に入ると、小さな中庭があり、友人と語り合ったり、読書を楽しんだり。授業の合間のくつろぎの空間です。

南側の小教室群の背後には、中教室、大教室が入る教室棟(6階建て)。国境を越えたさまざまな出会いを演出し、コミュニケーションを育んでくれるエリアと言えます。

第3ステージ(つどいの場)

キャンパスの中央に広がるのは芝生広場で、学生や留学生らのつどいの場となります。この広場を囲むように第2ステージから続く低層の小教室群が建ち並びます。広場を含めたこの一帯を、「Villa(ヴィッラ)」と呼び、新キャンパスを象徴するエリアとなります。

天気の良い日には、学生たちが芝生広場に腰をおろし、語らい合う姿を見ることができるでしょう。東西43m、南北47mの正方形の広場の周囲は屋根付きの外廊下で囲まれ、雨に濡れずに移動することができます。広場の中には斜めに走る歩道があり、街を散策する気分が味わえます。

広場は、ヨーロッパでは古代ギリシャの時代から都市に計画的に設けられてきました。イタリア・ベネチアのサン・マルコ広場などがよく知られています。それは憩いの場であり、市民集会や討論の場でした。広場を中心としたVillaは、そのようなさまざまな機能を持ったエリアになりそうです。

第4ステージ(交流の場)

学生、教員、職員ら大学に関係するさまざまな人々が行き交う場です。北側には、大きな窓に囲まれたCafeteria(学生食堂)があり、世界各国の学生たちが集まり、食事を楽しみながら交流を深めます。

南側には大・中の教室が入る「Academic Commons」と、事務室・研究室からから成るオフィス棟が建ちます。建物に囲まれた中庭ともいえる空間には、パラソルとテーブル、いすを備えた休憩スペースがいくつも設けられ、語り合うグループの輪が広がることでしょう。降り注ぐ日差しの下、花壇の脇に腰掛けて談笑したり、木立のなかを散策したりと、思い思いにくつろぐ人々の姿を見ることができることでしょう。

第5ステージ(Learning Commons)

キャンパスの西側には4階建てのLearning Commons(図書館)。2、3階は図書閲覧エリア。必要な本や資料が探しやすいよう開架図書が機能的に配置されています。閲覧室はガラス張りで、ゆったりした気分で読書や調べ物ができます。屋外テラスは、勉強に疲れたときの気分転換に。

3階の南側には自律学習エリア。グループで話し合いながら課題を解決したり、プレゼンテーションの準備や練習もできます。学生が能動的に学習に取り組むアクティブ・ラーニングの場にもなります。

4階には、ほっと一息つける「Study & Café」。大きく開かれた窓からは、淀川や六甲山系まで望むことができます。コーヒーを楽しみながら、読書や自習に取り組めます。

Learning Commonsの西側は自然豊かな森が残り、北側はテラス空間から続く階段状の広場。広場は、イベント開催時にはステージになります。

-

概要

  • 所在地・面積
    • 1.(枚方合同宿舎跡地)大阪府枚方市御殿山南町  50,285.83㎡
    • 2.(中宮寮跡地)大阪府枚方市中宮北町 6,720.99㎡
    • (建物)延べ 約50,000㎡
  • 移転予定
    • 2018(平成30)年4月1日

本学のメインキャンパスである中宮キャンパスに近く、学研都市キャンパスに比べ、一体的な大学運営が円滑に行える立地にあります。また、京阪電鉄「枚方市駅」および「御殿山駅」からも近く、学生の通学の利便性、公開講座、国際交流等に参加される地域の方々の利便性は大きく改善されます。さらに、留学生を含めた学生同士の交流が活発化し、コミュニケーション力、異文化理解力などの向上をはじめ教育効果の向上に寄与することが期待されます。