英語キャリア学部学修成果発表会 学長賞に山田彩乃さん、企業賞に杉中星河さん

 英語キャリア学部英語キャリア学科4年生が学びの集大成として履修の成果を発表する学修成果発表会が12月21日、御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで開かれ、11組が取り組んだテーマに沿って発表しました。英語キャリア学科の在学生、企業関係者、この日開催された第7回オープンキャンパスに訪れた高校生らが参加しました。


▲谷本ホールで開かれた学修成果発表会

 同学科の最終学年に専門分野を複合的に学ぶ「複合研究」の成果発表で、「グローバル・ビジネス」「国際教養」「英語学」「英語教育学」「英文学」の5つの分野から選ばれた学生が、質疑応答を含む1人当たり15分の持ち時間で発表を行いました。担当教員と企業7社の関係者が審査員を務めました。発表終了後、英語キャリア学部の豊田裕之准教授が講評で発表者の成果をたたえ、参加した聴衆に謝意を伝えました。


▲企業賞を受賞した杉中星河さん

 続いて審査結果が発表され、学長賞に男性の育児参加の問題を取り上げた山田彩乃さんの「Men’s Participation in Childcare and Parental Leave in Japan」(国際教養)が選ばれました。企業賞は、日本の若者の肯定感が世界各国に比べて低い問題を分析した杉中星河さんの「『アノミー社会』が若者に与える葛藤についての研究」(国際教養)が受賞しました。ほかの9組に優秀賞が授与されました。


▲学長特別賞のティモシー・ドレンさん(右)

 また、学長特別賞とベストサポート賞が急きょ設けられ、学長特別賞は今年9月に米マイアミ大学からダブル・ディグリープログラムで英語キャリア学部に編入学したティモシー・パトリック・ドレンさんが作家三島由紀夫を研究した「三島研究:武士みたいに生きよう」(英語学)に、ベストサポート賞は、日高充喜さんの発表をユーモラスに紹介した横川龍之介さんに贈られました。


▲ベストサポート賞の横川龍之介さん

 発表者とテーマは次の通り。
◇大井愛果・小島剛史「A study in an early retirement of the youth in Japan」
◇藤原諒「Dr. Martens: Years of Rebellion and Freedom」
◇寺井みなみ「スキルを活用したシェアリングエコノミーサービスの一提案」
◇杉中星河「『アノミー社会』が若者に与える葛藤についての研究」
◇土方百々花「日本における自尊心高揚傾向の欠如と英語学習の動機づけ」
◇井口彩恵「にほんごでくらそ」
◇近田侑里「和食ツーリズム」
◇山田彩乃「Men’s Participation in Childcare and Parental Leave in Japan」
◇橋本摩耶「世界の映画を通して学ぶ経済」
◇日高充喜「J.D.サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』におけるホールデンの葛藤とアイデンティティ形成の研究」
◇ティモシー・パトリック・ドレン「三島研究:武士みたいに生きよう」
 
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