企業の課題 研究成果を報告会で発表 英語国際学部

▲放下鉾保存会クラス「外国の人々へ祇園祭を広める」


英語国際学部3年生による「2019年度PBL(課題解決型授業)学内合同報告会」が12月18日、御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで開かれ、7クラスが1年間の研究成果を発表しました。
 
▲大阪商工労働部クラス「中堅企業と大学生の求職・求人マッチング向上策を提案する」

PBLは、企業や自治体と大学が連携して行う授業で、企業や自治体などが直面している商品開発や市場・顧客開発といった課題について、学生たちが主体となって、調査・分析し、解決策を企画・立案し、プレゼンテーションを行います。
 
▲たまゆら&北大阪商工会議所クラス「アパレル関連商品のマーケティング活動」

各クラスの連携先とテーマ、担当教員は次のとおりです。
1. 放下鉾保存会:外国の人々へ祇園祭を広める(鵜島三壽教授)
2. たまゆら&北大阪商工会議所:アパレル関連商品のマーケティング活動(川村悟准教授)
3. 天王寺動物公園:天王寺動物園のインバウンド戦略を考える(神田修悦教授)
4. 近畿日本ツーリスト関西:旅行会社が行う「グローバル人材育成」を考えよう(清水恭彦教授)
5. ひらかたパーク(京阪レジャーサービス):ひらかたパークへの外国人観光客の増加をはかるとともに、パーク内の多言語標記を企画する(鵜島三壽教授)
6. 大阪商工労働部:中堅企業と大学生の求職・求人マッチング向上策を提案する(神田修悦教授)
7. ANAセールス&大阪観光局:中国、台湾、香港、韓国からの訪日旅行者について大阪での行動実態の調査と、新しい魅力ある旅行素材の発掘(西田透教授)
 

▲ひらかたパーク(京阪レジャーサービス)クラス
「ひらかたパークへの外国人観光客の増加をはかるとともに、パーク内の多言語標記を企画する」

報告会では、授業で助言や指導を受けた企業、自治体、団体の各関係者が見守るなか、学生たちはパワーポイントなどを使ってプレゼンテーションを行いました。
 

▲天王寺動物公園クラス「天王寺動物園のインバウンド戦略を考える」
 


▲近畿日本ツーリスト関西クラス「旅行会社が行う『グローバル人材育成』を考えよう」
 
「近畿日本ツーリスト関西」のクラスでは、同社が行っている「グローバル人材育成塾」の名称変更とイベントの改善策を提案。企業側は「非常に参考になる提案だった」と講評しました。

 

▲ANAセールス&大阪観光局クラス
「中国、台湾、香港、韓国からの訪日旅行者について大阪での行動実態の調査と、新しい魅力ある旅行素材の発掘」

 
また、「ANAセールス&大阪観光局」のクラスでは、「中国旅行者にはアニメに焦点を当てたツアー」など、各国・地域の訪問客の特性に応じたツアー商品を提案しました。企業側は「ネットで調べたデータではなく、訪問客の生の声を分析したデータは説得力がある。この手法は社会人になっても必要となります」と講評しました。
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