森脇清隆氏が本学で京都アニメーションをテーマに特別講義

 昨年12月16日、具本媛助教の担当する「日本学B」において、京都文化博物館・学芸員の森脇清隆 映像情報室長をゲストスピーカーに迎えた特別講義が行われました。森脇室長は、映画・時代劇に関連したアーカイヴ事業に携わるほか、京都アニメーションへの取材協力でも知られています。特別講義では、映画をはじめとするコンテンツ文化や産業において、京都のもつ意味などについて歴史的な経緯など踏まえたお話をして下さいました。3限と5限の2回の講義をとおして、マンガやアニメに関心をもつ学生を中心に述べ150名ほどが講義に聴き入りました。


▲森脇氏の講義を聞く学生ら

 特別講義の合間には、森脇室長を囲み教員の間で座談会が行われました。座談会には、東海学園大学より大橋崇行准教授がゲスト参加され、本学の具本媛助教および鶴見直人講師(コーディネーター)が加わりました。この中では、先頃の事件の側面のみでなく、京都アニメーションがコンテンツ産業において、作品の質もさることながら企業としてもユニークかつ優良な存在であることにこそ、これからの時代を担う学生諸氏に目を向けてもらいたいという点で意見の一致が見られました。

(国際関係論・鶴見直人講師)
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