英語キャリア学部生3人がハンバー大学のオンラインプロジェクトに参加 コロナ時代 世界が抱える社会問題について考える

 本学の協定校・ハンバー大学(カナダ)が主催するオンラインプロジェクト「BEYOND COVID-19:GLOBAL SYSTEMS GAP CHALLENGE」に英語キャリア学部の4年生3人が参加しました。

 「GLOBAL SYSTEMS GAP CHALLENGE」は、6月15日から約5週間のオンラインプロジェクトで、Withコロナ・Afterコロナで世界が抱える社会問題について、世界各国から参加した大学生約370人がグループに分かれて活動しました。学生は申し込み時に「教育・ビジネス・ソーシャルイノベーション・健康」の4つのカテゴリーから興味のあるものを選び、事前に割り振られたグループに分かれて社会問題について考えました。


▲Zoomでグループミーティングを実施・右上が村上達哉さん​
 本学からは英語キャリア学部4年生の辻耕仁さん、丸木あみさん、村上達哉さんが参加しました。グループには、国籍の異なるメンバー6人が集まり、自分たちで取り扱う社会問題を決め、リサーチを重ねた結果を発表しました。辻さん、丸木さんのグループは、それぞれコロナ禍で増える自殺について、村上さんのグループでは、大学で学んだことが仕事に直結しにくいことついて議論し意見をまとめました。最終日の7月17日には、チームの発表について審査があり、62チーム中、8つのチームが表彰され、丸木さん、村上さんのチームが入賞しました。
 
 村上さんは「昨年からアメリカにダブル・ディグリー留学をしていたのですが、コロナの影響で帰国することになりました。英語を使う機会が減っていたので、海外の学生とオンラインで交流できて楽しかった。これからは、いろんな国の人と協働する時代がくるので、模擬体験になったと思う」。丸木さんは「いろんな国の学生と交流できてよかった。みんな意欲的で刺激を受けた」。辻さんは「コロナの影響で留学の帰国時期が早まりました。しかし、日本にいながら留学と同じような環境でプロジェクトに参加できてよかった。またプロジェクトを通して、デザインシンキングやクリティカルシンキングなど、これからの時代、必要になるスキルのレクチャーもあったので勉強になりました」とそれぞれ話していました。


▲プロジェクト期間中に実施されたハンバー大学のスタッフによるクリエイティブマインドセットの講義


▲丸木あみさんがグループで作成した「サステナビリティ」のコラージュ写真
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