中宮キャンパスで「関西外大卒業生の『今』」開催 卒業生26人が熱く語る


▲一人ひとり自己紹介する卒業生

卒業生が後輩に体験を伝えるイベント「関西外大卒業生の『今』~留学・仕事・夢」が11月29日、中宮キャンパスのインターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)で開かれた。各地から集まった26人の卒業生が自らの体験を熱く語った。
 
午前10時、ICCホールでオープニングセッション開始。江指早紀さん(2013年卒)の司会で一人ひとり自己紹介した。卒業生を代表して、山元康平さん(09年卒)が「ここに集まった卒業生はいろんな経験を積んでいる。どうかどんどん質問して、将来につなげてほしい」と呼びかけた。

この後、卒業生たちは2人一組になり、各教室でセッション、1階の「7iステーション」で座談会。各組ともセッションを2回、座談会を1回行い、学生約100人は自由に会場を回った。


▲自らの体験を語る細田さん

IT企業に勤める細田海斗さん(14年卒)は、アメリカ留学中の2月にニューヨークであった、日英バイリンガル対象のキャリアフォーラムに参加して、希望していた現在の会社への就職が決まった。「1社しか受けなかったが、そこに目標を定めていた。失敗を恐れずチャレンジすることが大切」と語った。また、ウェブ企業でマーケティングコンサルタントを担当するOG(12年卒)は、消費者のニーズをとらえたマーケティングがしたくて就職活動をした。「アメリカの留学先でもマーケティングを専攻し、目的があった。総合職で就職すると必ずしも希望通りの部署に配属されないかもしれないが、自分の目標はしっかり持ってほしい」と強調した。


▲座談会では後輩の質問に答える
 
自動車メーカーに勤務する岡雄輝さん(13年卒)は、留学中に行った就職準備として、同じ大学にいた日本人学生と毎日午前6時から2時間、面接の練習や時事問題の勉強を行ったことを紹介。「留学中は忙しいので、早朝にしか時間が捻出できなかった」と明かした。また、総合商社に勤める中村紫芳子さん(14年卒)は、スピーキングパートナーやレジデントアシスタントなど、外大ならではのプログラムに積極的に参加して英語力を磨いた。「留学以外のチャンスも生かして」と励ました。


▲「外大のプログラムを最大限活用して」と呼びかける中村さん
 
参加した北川真佑さん(外国語学部英米語学科1年)と坂本華乃さん(同)は「国内外で活躍する先輩の話は具体的で興味深かった」「留学への道筋が見えてきたようです」と話していた。


▲自分の就職準備を紹介した岡さん(右)
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