駐日イスラエル大使が来学 ヘブライ大学との協定締結が縁


▲谷本義高大学学長、谷本榮子理事長(左から)と記念写真に収まるカハノフ大使(右から2人目) 

イスラエルと初の協定校となったエルサレム・ヘブライ大学出身のルツ・カハノフ駐日同国大使が5月20日、本学を訪れた。
 


▲イスラエル国旗がはためく本館前で 


▲留学生の陶芸制作を視察するカハノフ大使(右から4人目) 

同国大使館の文化担当官を伴って中宮キャンパスに着いたカハノフ大使は早速、国際交流センターを見学。4階の陶芸教室で“卒業作品”を制作中の留学生の様子を視察した。


▲図書館学術情報センターも見学した 

図書館学術情報センターでは、所蔵している洋書が多いのに感心していた。

本館では、谷本榮子理事長と懇談。途中から谷本義高大学学長も交えて話が弾んだ。本学とイスラエルとの関係は深く、1980年代にはイスラエルの研究者が頻繁に来学。83年には駐日大使夫妻が訪れ、谷本理事長も故谷本貞人総長と共に出迎えたことがある。谷本理事長は写真などを手に、交流の様子をカハノフ大使に説明した。


​▲谷本義高大学学長、谷本榮子理事長(左から)と懇談するカハノフ大使(右端) 

カハノフ大使はヘブライ大学で東アジア研究を専攻した。香港の大学に留学し、外務省でも香港や北京在勤が長いなど、大の東アジア通。「キャンパスの雰囲気が気に入りました」と関西外大の印象を語り、「海外との協定は、イスラエルが53カ国目なのですね」と今後の交流に期待を寄せた。これに対して、谷本大学学長は「ヘブライ大学から多数の学生を迎え、関西外大で勉強して世界へ羽ばたいていただけたらありがたいです」と話した。

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