外大生オリジナルの「パナソニックセンター大阪パンフ」が完成



企業が抱える課題、問題点を学生とともに解決法を考える課題解決型授業「フューチャーデザイン」に、短期大学部の2年生が取り組んだ。有本昌剛教授が担当する講座では、大阪市北区のグランフロント大阪南館にある「パナソニックセンター大阪」と連携。同センターから「来館者にとっての魅力づくりと施設のPR」の課題が提示され、学生たちは課題解決に向け挑戦した。その結果、「関西外大オリジナルパンフレット(PanaCen+)」の作成を提案。このほど、その実物1000部が出来上がり、今後、学内外で学生らに配布する予定だ。
 


授業のなかで、本学の学生にアンケート調査したところ「パナソニックセンター大阪を知っている」と答えた人の割合は一桁台だった。これを受けて「同センターの魅力をもっと発信したい」と考えたグループがオリジナルパンフ作成に打ち込んだ。館内にある情報誌「コトカラ」を参考にしながら、独自のシナリオを考案。パナソニックのスマートハウスで過ごす女子大生の一日を追う設定で▷女子大生(モデル・本学学生)が、メイクアップやエステ、美容家電を体験▷調理家電を使ってギリシャ料理(ムサカ)に挑戦▷スマホによる家電操作▷リラックスタイムには4Kテレビでホームシアターを満喫-という筋書きで、美容器具や館内のカフェ、最新家電を紹介している。また、パンフのサイズ(B5判)、写真(パナソニックの4Kカメラを使用)にもこだわった。パンフの試作を7月5日、同センター側に提案したところ「これは使える」とのお墨付きをいただき、パナソニックセンター大阪によってパンフが作成された。
 


有本教授は今後、学生らと配布方法や配布場所を検討し、パンフの一部はこれからの授業にも生かしたいと話している。



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