ニューヨーク州立大学オルバニー校との強い絆を再確認

来日したニューヨーク州立大学オルバニー校のロバート・ジョーンズ学長と、本学の谷本義高大学学長が会談。ジョーンズ学長に本学名誉博士号を授与した昨年4月以来、約1年ぶりの再会となった。会談では、お互いの大学における戦略や計画の進捗状況について情報を交換。オルバニーでのセキュリティ対策を軸とした関連諸分野を統合した新学部設立などについて説明を受けた。

谷本学長は、2018年に開設を予定している御殿山キャンパス(仮称)構想や、今年度から開始したグローバルインターンシップなどの取り組みを紹介。また、今年は、世界平和を祈念して設立された本学が開学70周年を迎える節目の年、これを機にさらに両大学の関係を強化し、国際貢献を実現するための取り組みを展開したいと呼びかけた。

同大学とは、すでに学生の派遣・受入れを活発に行い、本学学生が学士号や修士号まで取得できる学位留学プログラムを展開しているが、これに加え、英語学習を目的とした派遣も追加し、幅広い層の学生派遣を実現する。また、英語教員の再教育やファカルティディベロップメントの海外実施校としての新たな役割を担うことにも合意。これを一つのステップとして、さらなる英語教育の強化に取り組むこととなる。

オルバニー校は、本学協定校のなかでも、学生交換は最大規模。両学長の強いリーダーシップのもと、今後さらなる国際教育の推進が期待される。

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