子ども大学探検隊 枚方市内の小学生60人が英語でゲームに挑戦

 枚方市と市内6大学でつくる「学園都市ひらかた推進協議会」が主催するイベント「子ども大学探検隊」が10月24日、中宮キャンパスのインターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)で開かれた。市内の小学4~6年生60人が参加し、<関西外大で「英語を使ってみよう!試してみよう!ガイダイ・ワールドへいらっしゃい!」>をテーマに、英語によるゲームなどを楽しんだ。

▲ハロウィンにちなみ、マント姿で参加した小学生たち

 

 教員を志望する学生26人と留学生6人が指導に当たった。今回は月末に迫ったハロウィンにちなみ、小学生も学生も黒いマント姿で参加。ほぼすべての進行が簡単な英語で行われた。午前10時からのオープニングセレモニーでは、「見る、聞く、静かにする」が3つのルールとして決められ、ハロウィンダンスや英語によるじゃんけんゲームで打ち解けた。

▲大学ツアーで図書館情報センターを見学する参加者

 

 この後、6班に分かれ、キャンパス内を探検する大学ツアーが行われ、図書館学術情報センター、エアライン実習室・ホテル実習室、キャリアセンター、国際交流センターを巡った。参加者は図書館で英字新聞を珍しそうに見たり、ホテル実習室でフロントのカウンター内を興味深そうに見学したりしていた。

 


▲留学生に質問する子どもたち

 

 午後は、20人ずつが3つのグループに分かれ、英語の疑問文を使ったゲームに挑んだ。留学生がハロウィンにちなんだ人物にふんしたゲームでは、参加者が「好きな物は何ですか」「どこに住んでいますか」などと聞いて回答を引き出し、その人物がだれであるかを答えていた。

 


▲英語のイス取りゲームに挑む小学生たち

 

 また、参加者に魔女、吸血鬼、黒ネコ、幽霊を描いた4種類のカードが配られ、全員がイスに座った後、英語で読み上げられたカードを持っている人だけが別のイスに移動するイス取りゲームや、用意された10種類の動物について、色や体の大小など特徴を英語で聞き、何であるかを連想するゲームが行われた。最初は言葉少なだった小学生たちは、ゲームの後半になると、英語にもすっかり馴染んだ様子で笑い声が飛び交っていた。

一覧を見る