インディアナ大学サウスベンド校の学生ら来学 本学の教員・学生と交歓

 米・インディアナ大学サウスベンド校の教員と学生が5月20日、本学を訪れ、本学の教員、学生と交流。また、短大部の英語授業にも参加した。一行は、授業の一環で教員と学生がアジアをツアー中。今回、東京、京都、香港、マカオを3週間かけて回る予定で、その途中に引率のジョセフ・チェイニー、ロバート・ストック両教授とともに4人の学生が訪れた。

▲清水恭彦教授の自己紹介を聞くインディアナ大学サウスベンド校の教員と学生

今回の訪問は、英語キャリア学部の豊田裕之准教授らがインディアナ大学サウスベンド校で実施された海外FDに参加したことがきっかけで訪れた。はじめに豊田准教授が、本学の概要を説明。「2018年に開学する『御殿山キャンパス・グローバルタウン』には、外国人留学生と日本人学生合わせて700人が共同生活するセミナーハウス『Global Commons -YUI-』が設けられる」ことなどを紹介した。このあと、図書館学術情報センターなど学内を見学した。

交流会では、海外FDに参加した教員5人と教員の授業を履修している学生11人が参加。両大学の教員と学生がそれぞれ自己紹介した。なかでも、社会人入学の短大部から編入で外国語学部の4年生になった82歳の安村高明さんが「私は、日本のことは何でも知っているので、何でも聞いてほしい」と英語で語りかけ、イ大学生の笑いを誘っていた。自己紹介を終えた学生らは、グループごとに分かれて日本人学生と趣味、映画、音楽の話題や互いにスマートホン画面を見せ合うなどして、話しは大いに盛り上がっていた。

▲「私に何でも尋ねてください」と語りかける82歳の4年生・安村高明さん(右端)

このあとイ大学生らは、短大部の中島美智子准教授が受け持つ英語のクラスに移動。短大生を前にスピーチし、「日本に留学して函館に住んだ経験があります」などと話すと短大生から「すごい」と歓声が起きた。参加したイ大学生のひとりは「いま日本のことを勉強しているので、また、日本に帰ってきます」と笑顔で話していた。

▲グループに分かれてディスカッションする両大学の学生㊤ 短大部・中島美智子准教授の授業に参加してスピーチ㊦

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