学研単独オープンキャンパス 昨年上回る1041人参加

 学研都市キャンパス単独のオープンキャンパスが820日開かれ、猛暑が続く中、昨年を200人余り上回る1041人が参加した。


▲満席になったオープニング会場の講堂
 

 午前11時からのオープニングセレモニーでは会場の講堂が満席となり、通路で立ち見する姿も。大学紹介のDVDが放映された後、入試業務課職員が入試概要の説明を行った。


▲在学生のメッセージを贈る木村貴紀君(左)と川島未咲さん

 この後、在学生のメッセージとして、いずれも英語国際学部
3年の木村貴紀君、川島未咲さんが「英語と中国語の2か国留学制度が整っており、語学力がどんどん上がります」などと学部をPRした。



▲留学生報告会を行った(左から)小畑季孝さん、塩邊歩菜さん、二宮大旗君、山本啓太郎君
 

 続いて、留学報告会が行われた。7月に帰国した英語国際学部2年の小畑季孝さん(留学先・オーストラリア)、塩邊歩菜さん(中国)、二宮大旗君(中国)、山本啓太郎君(オーストラリア)の4人がステージに上がり、留学先の状況や留学してイメージが変わったこと、成長したことなどについてスライドを使いながら紹介。「事前の準備が大切。日本でできることをやっておけば、もっと伸びる」「プレゼンテーションを通して、さまざまなスキルの向上につながった」などの体験談を披露した。


▲模擬授業をする中国語の三輪雅人教授(左)と英語のジェームズ・ウェブ教授
 

 各教室では模擬授業、学生と職員による個別相談、卒業生による講演などが行われた。三輪雅人教授の中国語の模擬授業では、簡単なあいさつの発音を練習。三輪教授は「中国語は同じ漢字を使うのでハードルが低いように思われるが発音はまったく違う。外国語と思って勉強して」とアドバイスした。ジェームズ・ウェブ教授は英語だけで講義し、参加者は数人ずつのグループに分かれ、配られたプリントをもとに互いに英語で質問し答え合う授業を体験していた。


▲講演する卒業生の宮谷美希さん(左)と髙野聡史さん
 

 卒業生による講演のコーナーでは、航空会社でキャビンアテンダントを務める宮谷美希さん(2015年、国際言語学部卒業)が、学生時代に課題解決型授業(PBL)を受講したことに触れ「企業の人と接することで就職への意識が高まった」とし、現在の仕事に関しては「自分ななりに考えて対応したことでお客様に喜んでもらえるとやりがいを感じる」などと話していた。また、亀田製菓社員の中野真弥さん(2014年、国際言語学部卒業)、石油化学プラントなどを扱うナガオカ社員の髙野聡史さん(2016年、国際言語学部卒業)も学生時代の過ごし方や就職後の状況などについて話した。


▲中国の民間工芸「切り紙」に挑戦、見事に「春」の字を切り抜いて喜ぶ参加者
 

 関西外大孔子学院の教員らは中国文化体験として民間工芸品をつくるワークショップを開いた。切り紙をつくるコーナーでは、赤い正方形の紙を折り、線を引き、はさみで切って「春」の字をつくる作業に挑戦した。


▲今回も人気を集めた焼きたてパン
 

 アンケート用紙を回収する教室では、回答してもらった参加者に外大オリジナルのシャープペンシルを贈呈。また、名物の焼きたてパン13種類、800個を用意し、簡単な英語の質問に答えた参加者に配られた。

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