本学学生が熊本産食材で作る「ワールドリンク」販売 9月10日(土)枚方のイベントで

関西外国語大学の学生たちが、地震の被害に遭った熊本の復興支援のために熊本県産の食材を使った飲み物「ワールドリンク」を考案。9月10日、枚方市の意賀美神社で行われる音楽イベント「エ~音!(ええね)くらわんか」で販売する。

 ▲どの国の飲み物にするかを話し合う学生たち
 

考案したのは、外国語学部の末包厚喜教授の「総合科目E」を履修する学生たち19人。PBL課題解決型授業の一環で、4月から枚方市のイタリアンレストラン「モガジョガダイニング」と連携して、商品開発を検討し始めた矢先、熊本地震が発生。商品を通して熊本を盛り上げるとともに、熊本の良さを知ってもらう機会にしようと、熊本県産の食材を使って甘くて冷たい飲み物の商品化を企画した。
 

 
  

飲み物は、世界中から留学生が集まり、学生も世界に羽ばたこうとしている関西外大を象徴するものとして「ワールドリンク」と命名。ブラジル、オーストラリア、ガーナ、スペイン、イタリア、フィリピン、インド、アメリカの世界8カ国を選び、その国の味を表現した飲み物を、「モガジョガダイニング」のオーナーシェフの小川丈二さんの協力で作り上げた。たとえば、イタリアはトマトジャムに絞りたてのレモン汁の入ったさわやかな飲み物に、南国フィリピンはパイナップルとバナナをベースにしたクリーミーなフルーツジュースに、アメリカはラズベリーの赤とラムネの青を引き立たせカラフルな星のシュガーを散りばめてアメリカの国旗を連想できる色使いの飲み物となっている。いずれの飲み物にも熊本産のトマトや牛乳などが使われている。


 ▲イタリア(左)とアメリカをイメージした

▲ 8カ国をイメージして完成した飲み物
 

1杯400円で、9月10日(土)午後0時から5時ごろまで販売。売り上げは全額熊本県に寄付するほか、
サイト
https://camp-fire.jp/projects/view/9695?token=6cq5gd2vでも復興への支援を呼びかけている。

イベントの詳細はhttp://eenekurawanka.jimdo.com/

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