面接では「あなたらしさ」をうまく伝えよう 学研の就職Gで海老原嗣生さんが講演

 英語国際学部3年生を対象にした第4回就職ガイダンスが9月14日、学研都市キャンパスの講堂で開かれた。この日は、雇用ジャーナリストの海老原嗣生さんを講師に「企業が見るポイントは?」のテーマで話を聞いた。参加した約200人の学生は「企業は面接で何を見ているか」などについて学んだ。

▲「面接で伝えるべき点」などを話す、雇用ジャーナリストの海老原嗣生さん

 海老原さんは、人気企業の「学歴フィルターはない」としながらも、エントリーシートによる「ターゲット校」「非ターゲット校」を、上手な方法で峻別していると話す。一方で、好不況に限らず「人気企業は常に狭き門」であると説明。また、人気企業を落ち続ける学生に対しては、逆転の発想が必要で「BtoB(企業間取引のビジネス)の無名大手や大手グループ会社を優先して応募することが狙い目だ」と解説した。

▲聴講した200人の学生が海老原さんの話に聞き入った

 企業が面接で見ているところは▷わが社の仕事をうまくやってくれるか▷仲間とうまくやっていけるか―で、「あなたと会社の相性が合うか」を見ているという。また、面接では▷「あなたらしさを伝えるエピソードをしっかり用意する」▷立て板に水の如く話す必要はないなどとアドバイスした。

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