雨の中を高校生らが〝一日外大生を体験〟 第6回オープンキャンパスに2730人参加

 今年度6回目のオープンキャンパスが9月18日、中宮キャンパス単独で開かれた。あいにくの雨にもかかわらず、2730人の高校生らが多彩なイベントに参加。一日外大生を体験した。

▲入試資料が入ったトートバッグの配布を手伝う留学生

 谷本記念講堂のオープニングセレモニーで、米国・ディポール大学に1年間の専門留学を経験した英語キャリア学部4年の和田侑加さんが「外大はいろんな選択肢を与えてくれた。留学もそのひとつで、現地の学生と同じ授業、同じ試験を受けることができた。何事にも努力し、アクションを起こした分、自分の力になったと思う。アクションなくしてハッピーはない」と、高校生にメッセージを送った。

▲高校生に留学体験や外大の良さを話す和田侑加さん

 講堂では、午後も引き続き「公募制推薦入試」の英語対策について、予備校講師が対策講座を行い、高校生や保護者らで埋まった。1号館のエアライン演習室では「本学OGの現役客室乗務員(CA)と話そう!」が行われ、外国語学部を2013年卒業で日本航空(JAL)の国際線CAを務める菊地優子さんが質問に答えた。保護者からの質問が多く「CAになるには外国語学部と英語キャリア学部のどちらをめざすべきか」などの質問が出ていた。また、航空業界説明では約250人が教室を埋めた。元日本航空CAの長井聖子教授が航空業界の現状や航空業界人をして遵守すべきことなどを話した。このあと、16年度JAL客室乗務員に内定の楠見晏菜さん(英語キャリア学部4年)、井上若葉さん(外国語学部同)が紹介され、長井教授から「外大を選んでよかったことは」などのインタビューを受けていた。

▲エアライン演習室で高校生らの質問に答える菊地優子さん

▲日本航空CAに内定した(左から)井上若葉さん、楠見晏菜さんを見守る長井聖子教授

 国際交流センターには、海外からの留学生と話そうとする人が順番待ちの列を作った。メキシコ・モンテレイ大学から留学中のクラウディア・メルケスさんは「日本の高校生は優しい。料理の話などをした。パソコンでメキシコの街を案内したら、必ずメキシコに行きたいと話していた」と、喜んでいた。

▲高校生、保護者と話すメキシコ留学生のクラウディアさん(手前)

 恒例となった「短期大学部生と話そう!」は、約30人の学生が対応。面談テーブルが常に埋るほどの盛況で、約250人の訪問者に学生がフル回転で応じていた。「他大学に指定校推薦で編入したいが、どのような手続きが必要か」など具体的な質問もあり、担当の有本昌剛教授が助け船を出す場面もあった。

▲「短期大学部生と話そう」では、編入した3年生も応援に入り対応していた

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