吹奏楽部、チアリーダー部に法務大臣感謝状 「社会を明るくする運動」に貢献

 吹奏楽部(主将・外国語学部英米語学科4年横山柚季さん)とチアリーダー部(同・英米語学科3年室谷美月さん)が「社会を明るくする運動」への貢献を認められて法務大臣感謝状を授与されることが決まり、1020日、大阪国際交流センター(大阪市天王寺区)で開かれた2016年度大阪更正保護大会で代表として吹奏楽部主将の横山柚季さんに手渡された。


▲法務大臣感謝状を受け取る吹奏楽部主将の横山柚季さん

 「社会を明るくする運動」は、法務省の主唱で、明るい社会を築くことを目的に犯罪や非行の防止、罪を犯した人たちの更正を促す全国的な啓発活動。吹奏楽部とチアリーダー部は、同運動強化月間の7
月に枚方市内で開かれた式典やセレモニーに参加し、演奏や演技を行うなど、毎年、運動に協力している。その功績が評価され、民間協力者として表彰された。両クラブは2006年以降、同運動に関連して、ともに大阪保護観察所長と近畿地方更正保護委員会委員長の感謝状を1回ずつ贈られているが、法務大臣感謝状を授与されるのは初めて。


▲大阪市内で開かれた大阪更正保護大会
 

 大阪更正保護大会は、大阪府保護司会連合会、大阪更正保護施設連盟、大阪保護観察所の主催で開かれ、関係者約1000人が参加。冒頭、記念講演として、福岡県協力雇用主会会長が「非行少年・地域での立ち直り支援<信じ続ければ応えてくれる>」と題して講演した後、各表彰が行われた。


 吹奏楽部主将の横山さんは「毎年、運動への協力活動を続けてきた積み重ねの結果が認められ、やりがいを感じます。後輩たちにも受け継いでいってもらいたい」と話していた。

▲枚方・交野地区保護司会代表から法務大臣感謝状を受け取るチアリーダー部主将の室谷美月さん

  一方、チアリーダー部に対しては、1024日、枚方・交野地区保護司会から主将の室谷美月さんに感謝状が授与された。室谷さんは「だれでももらえる賞ではないので、気持ちを新たに表彰に恥じないよう今後も活動を続けたいと思います」と話した。

▲感謝状を手にする横山さん(左)と室谷さん

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