クラブ・サークル活動の成果披露 外大祭・穂谷祭

 中宮キャンパスの外大祭、学研都市キャンパスの穂谷祭が102829の両日、開かれた。2日目はホームカミングデーとも重なり、多くの人が訪れた。学生たちは、日ごろのクラブ・サークル活動の成果を披露し、模擬店で自慢の味を競った。

中宮キャンパス


 「一祭合祭来てみな祭」をテーマにした外大祭の初日は、時折雨が降るなか、中宮キャンパスの円形ステージを中心に各種イベントが行われた。開祭式のあと、報徳幼稚園児によるマーチングがあり、保護者が見守る中、統率のとれた演奏を見せた。初開催の「女装・男装コンテスト」では、セーラー服やレオタードを着た男子、学ラン姿の女子がダンスを競った。

▲整然としたマーチングを披露する報徳幼稚園児
 

 谷本記念講堂では、吹奏楽部の演奏があり、チアリーダー部パイレーツが華麗な演技を見せた。各教室、学生ラウンジではクラブ・サークルの作品展示や演奏、踊りを披露した。クラブ館アリーナでは、競技ダンス部と市民のダンスサークルが社交ダンスで交流していた。  

▲華麗な演技を見せたチアリーダー部パイレーツ
 

2日目は、お笑いタレントNON STYLEらが出演して講堂は笑いに包まれ盛り上がった。続いて講堂で、ミス・ミスターコンテスト「真の美姫、輝王子はだれだ」が開かれ、ファイナリストに選ばれた計10人が競った。入場者の投票により、ミスターは外国語学部英米語学科3年山本翔君、ミスはネパール出身で同4年シュレスタ・メガさんが栄冠を掴んだ。

▲栄冠をつかんだミスターの山本翔君とミスのシュレスタ・メガさん
 

 好天に恵まれた2日目は入場者でふくれあがり、フラメンコ部「アンダハレオ」の演舞などは立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。 

▲盛況だったフラメンコ部アンダハレオの実演
 

学研都市キャンパス
 

 「@穂―む大作戦 ~本気を出す準備はできているか~」をテーマにした穂谷祭は学研都市キャンパスの体育館ステージでオープニング。実行委員会の黒田裕司委員長が「今年の穂谷祭は伝統を引き継ぎ、新しさを加えました。本気度を感じ取ってください」とあいさつした。

▲仮装コンテストで軽やかな技を見せるダンス部のメンバー
 

 小雨交じりの天気のため、すべてのイベントを屋内で実施した。体育館ではオープニングに続いて仮装コンテストが行われ、7組がエントリー。仮装のおもしろさとパフォーマンスを競った。ダンス部の男性5人組は、ブレイクダンスや宙返りなど華麗な技を見せ、ディズニープリンセスに扮した女子学生は小道具を使いながら歌や踊りを披露して、会場から喝采を浴びていた。

しなやかな踊りで観客を魅了したフラダンス部の演技
 

 クラブの実演は、音楽系3クラブ、ダンス部、フラダンス部、茶華道部が行った。フラダンス部は総勢21人がさわやかな黄色主体の衣装で登場。ディズニーのハワイアンなど4曲にのってしなやかな踊りを見せた。体育館下のピロティでは、剣道部の焼き鳥店、バレーボール部のたこ焼き店、通訳ガイド部の塩焼きそば店など24店が人目を引く看板を並べ、昼食時間帯は混雑した。地元の食材を使った地域屋台は穂谷農園のカボチャを使ったカボチャ・スープを無料で提供し、順番待ちが出るほどの人気だった。

▲講堂が満席となった佐藤健さんのトークショー
 

 初日は講堂で俳優の佐藤健さん(27)を招いたトークショーがあり、約600席の会場が満席となった。就職活動中の学生役を演じた映画「何者」が公開中とあって、佐藤さんは「就活中の人、調子はどうですか」と呼びかけ、映画の撮影中、共演者と模擬面接を受けたことを明かした。また「就活体験をさせてもらって、本当にたいへんだなと痛感しました」などと話した。

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