天理大学主催「全国スペイン語弁論大会」で宮村さん(スペイン語学科3年)が準優勝、松島君が(同2年)3位

 天理大学主催の第46回全国スペイン語弁論大会(在日スペイン大使館、天理市、奈良新聞社後援)が1210日、同大杣之内キャンパス(奈良県天理市)で行われ、本学外国語学部スペイン語学科3年宮村咲良さんが準優勝、同2年松島洋樹君が3位となった。

▲天理大主催の第46回全国スペイン語弁論大会で準優勝の宮村咲良さん(左)と3位の松島洋樹君
 

 弁論大会には、本学と天理大学、獨協大学、清泉女子大学、立命館大学、龍谷大学から10人が出場。各自のテーマで5分間のスペイン語のスピーチ力などを競った。
 

 宮村さんは「一つの世界に二つの景色」をテーマに、今年の夏休みに初めての海外旅行でペルーに行った際の見聞をもとに、ラテンアメリカの貧富の格差問題を取り上げた。貧しい状態に置かれている子どもたちを目の当たりにし、自分にできることは何かと自問、スペイン語をツールに子どもに字を教えたり、夢をもつことの大切さを伝えたりしたい、などと訴えた。


 松島君のテーマは「グローバルであるということ」。グローバル化においては、世界の人々の文化や習慣を尊重することが最も重要だとし、外国語を通して相手を理解するとともに、自らの視野を広げ、知識を吸収する必要性を強調し、世界全体を大きなひとつの国とみなそうと結んだ。

一覧を見る