新キャンパス建設現場 「Global Commons 結―YUI―」の個室内装を確認

 谷本榮子理事長、谷本義高大学学長らが1月13 日、御殿山キャンパス・グローバルタウンの建設現場を視察し、学生と留学生の居住スペースとなる「Global Commons 結―YUI―」の個室の内装状況を確認した。視察には本学役員や担当職員ら約10人が参加した。

▲個室の仕様を確認する谷本榮子理事長と谷本義高大学学長
 

 学生と留学生が学・住・食を共有し、国際交流の新たな拠点となる「Global Commons 結―YUI―」は新キャンパス北側で建設が進められており、すべてが個室。この日は、個室の床、壁、天井などが決められた素材通りの仕様になっているかを確認するため、特別につくられた「先行ルーム」に入り、設計担当者から説明を受けた。

▲「先行ルーム」として作られた個室(左・窓側から、右・入口から撮影)
 

 先行ルームとなった個室は広さ約12平方㍍。天井までの高さ27㍍と高いため圧迫感がなく、壁は白色系の明るい雰囲気。窓側に机と書棚、中央にベッド、入口付近の壁に取り付けの収納棚があり、ドアはカード式のオートロック。全体として住みやすさに配慮したつくりとなっている。


▲建設が進む御殿山キャンパス・グローバルタウンの国際交流拠点「Global Commons 結ーYUI―」
 

 これに先立ち、現地事務所では、低層教室群「Villa」の内装や家具、正門近くの食堂「Cafe Commons」の家具の配置や事務室1階のレイアウトについて担当者から説明があり、本学側と意見交換した。


▲現地事務所で施工担当者と打ち合わせする理事長、学長
 

Villaについては、壁や床にレンガ、木など自然の素材を使う方針が示され、「何かを作り出す場」として、アトリエ、書斎、スタジオなどをイメージしているとの説明があった。約950平方㍍のスペースに全事務部門が入居する事務室1階については、各部門が学生と対応するために設ける円形カウンターの配置方法などについて議論した。


 建設現場では、西端に位置する図書館「Learning Commons」が最上階の4階部分まで構造体が建ち上がり、キャンパス西側部分の外観が現れてきた。今後は東側部分の建設が本格化することになる。

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