留学生別科の春学期スタート 25か国・地域の231人が入学

 留学生別科の春学期の授業が125日、始まった。新規入学者は25か国・地域の231人、秋学期から継続する留学生は123人。合わせて354人が5月までの4か月間、日本やアジアについて、ビジネス、経済、政治、歴史、宗教など幅広い分野から学ぶ。芸術科目として、陶芸、箏、漫画の授業も開講され、日本文化についての知識を深める。入学者の国・地域別内訳は、アメリカ145人、カナダ、フィンランド、フランス各10人、オーストラリア、オランダ各9人など。

▲オリエンテーションに出席した留学生たち


 授業開始に先立ち、中宮キャンパス・マルチメディアホールでオリエンテーションがあり、科目別の授業紹介、履修登録、日本語のクラス分けなどが行われた。留学生別科長のスティーブン・ザーカー教授は、本学の学則について話し、犯罪などの違法行為や公共の秩序を乱す行為のほか、合理的な理由なく長期間欠席することも処分の対象となることなどを説明した。ザーカー教授は、海外留学生グローバルインターンシップについても触れ、約30の企業や教育機関・団体が受け入れ先となっており、貴重な経験ができるとして参加を勧めていた。

▲学則などについて説明する留学生別科長のスティーブン・ザーカー教授


 新入生たちは授業前日の24日、京都ツアーを楽しんだ。留学生の支援をする「スピーキング・パートナー」として申し込んだ日本人学生が指南役となり、グループごとに電車やバスの切符の買い方、乗車の仕方などを体験しながら観光スポットを巡った。

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