米バルパレイソ大学の幹部が来訪 谷本学長と懇談

 関西外大の交換留学協定締結校である米バルパレイソ大学(インディアナ州)のシャンカー・ラーマン氏(国際交流担当、プロボスト補佐)とリック・アムレイン学長室長が321日、本学を表敬訪問し、谷本義高・大学学長と懇談した。ラーマン氏は協定の長期継続に意欲を見せ、本学の新キャンパス「御殿山キャンパス・グローバルタウン」に関心を示していた。

▲谷本学長と懇談するバルパレイソ大学のラーマン氏(中央)とアムレイン学長室長(右)
 

 ラーマン氏は、バルパレイソ大の学長が来年、東南アジアを訪れる予定であるため、その準備でアジアを訪問中で、インドネシアからタイに向かう途中、日本に立ち寄った。「初めて関西外大を訪問しましたが、今年がちょうど両校の学生交換から25周年にあたることに気づきました。とても長い関係です」と話し、さらに25年、それ以上にわたって関係を継続したい意向を示した。
 

また、「本学の留学生が関西外大のサマープログラムやインターンシップで豊かな経験を積むことができると聞き、感動しています」と感想を述べた。さらに、谷本学長に対し、米国を拠点とする国際教育交流団体NAFSAの年次大会を訪れたことがあるかどうかを尋ね、5月にロサンゼルスで開かれる今年の年次大会への出席を打診するとともに、同大学訪問についても「シカゴの近くで、とても小さな町にあります。ぜひ来てください」と促した。

▲懇談で笑顔を見せるラーマン氏
 

谷本学長は、御殿山キャンパス・グローバルタウンについて、「ここから数百メートルのところに新しいキャンパスを建設中です。本学学生と留学生合わせて数百人が住める施設もできます」とイメージ図を示しながら紹介した。ラーマン氏は「こんなきれいなキャンパスなら、私たちの大学の学生にも勧めたいと思います」と応じていた。
 

バルパレイソ大は1859年創立の私立大学で、学生数は学部約3100人、大学院約1300人。毎年約300人の留学生を派遣している。本学とは199111月に協定を締結。これまでに本学は同大から留学生70人を受け入れ、本学は28人を派遣した。

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