日米友好基金の専務理事らが表敬訪問 情報共有へ

 日米間の相互理解と文化交流の促進などに取り組む日米友好基金のペイジ・コッティングハム-ストリーター専務理事ら3人が327日、本学を表敬訪問した。国際交流部での意見交換や谷本榮子理事長、谷本義高大学学長らとの昼食懇談を通じ、双方が情報共有を図っていくことで一致した。表敬訪問したのは、ほかに同基金のニハリカ・ジョー事務次長、日米文化教育交流会議(カルコン)事務局のパメラ・L・フィールズ氏。本学側は国際交流部職員とスティーブン・ザーカー留学生別科長が応対した。

▲意見交換する日米友好基金のペイジ・コッティングハム-ストリーター専務理事(左側中央)とザーカー留学生別科長(右側奥)ら
 

基金側は、日米の大学生・大学院生の相互留学促進などを目的としたキャンペーン「チーム・アップ」について説明。本学は、海外留学生グローバルインターンシップに関し、約30の企業や教育機関・団体が受け入れ先となっており、今年は20人余りが参加する予定であることを紹介した。双方は、「チーム・アップ」のウエブサイトである「ロードマップ」に本学のグローバルインターンシップの情報を掲載することなど情報共有を図っていくことにした。

▲谷本榮子理事長、谷本義高大学学長と日米友好基金の一行ら
 

 日米友好基金は、1972年の沖縄返還をきっかけに、日米間の相互理解と文化交流を促進する奨学金プログラムとして、米国政府により1975年に設立された。より充実した日米交流を促すべく、日本における米国に関する研究のほか、教育・公共事業、文化・芸術交流などの活動を支援している。

一覧を見る