カンボジアのロイヤルアカデミー孔子学院院長らが来訪 理事長、学長と交流について意見交換

 カンボジアの国立研究・教育機関ロイヤルアカデミー・オブ・カンボジア(RAC)のシャ・モニア孔子学院院長ら4人が426日、中宮キャンパスを訪れ、谷本榮子理事長、谷本義高大学学長らと双方の交流などについて意見交換しました。本学とRAC2015年、谷本理事長がカンボジアを訪れた際、学術研究や学生交流などに関する包括的な連携協定に調印しています。

▲意見交換するシャ・モニア孔子学院院長(左手前から2人目)と谷本榮子理事長、谷本義高学長
 

 シャ院長は、カンボジアにおける中国語、日本語の学習状況について説明し、経済状況が好転するなか、旅行ガイドや外資系企業などへの雇用機会が増えており、学習の気運が高まっていることなどを説明しました。谷本理事長、谷本学長は、連携協定に基づき、交流を着実に進めたい意向を示しました。

▲カンボジアにおける中国語、日本語の学習状況などについて紹介するシャ院長(左から2人目)
 

 これに先立ち、シャ院長は25日、学研都市キャンパスで「カンボジアにおける孔子学院国家プロジェクトの成果と今後の課題」と題して講演しました。関西外大孔子学院と同じ2009年に設立されたRAC孔子学院は3つの孔子課堂、11の中国語センターが設置され、1万人余りが中国語を学んでいることなどが紹介されました。

▲学研都市キャンパスで行われたシャ院長による講演
 

 RAC1999年に設立され、カンボジアの文化、芸術、科学など幅広い分野で高度な研究と人材育成を行っています。本学とRACが調印した包括的連携協定は、▽学術研究・教育活動協力▽学生交流▽教職員交流▽その他、の4本柱からなっています。

 

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