「グローバルに活躍することとは」 本学でACCJ主催のワークショップ

 在日米国商工会議所関西支部(ACCJ Kansai)主催の「学生と企業人によるワークショップ」が5月11日、本学を会場に開催されました。本学の学生約40人も参加して「グローバルに活躍することとは?」のテーマで、グループディスカッションを展開しました。同テーマでのイベント開催は、今回で3回目です。

▲イベントのルールなどを聞く参加学生や社会人たち

 

 このイベントは、「日本の学生に、全世界で通用する人材として成長してほしい。そのためにはどのような視点や取り組みが必要か」を探ることに目標を置いています。まず、主催者として同支部の松本秋夫渉外・広報委員長と副会頭を務める本学のザーカー教授が挨拶。つづいて、ファシリテーターとして、米国の大手製薬会社に勤務する飯田康彦さんが、1回目、2回目のイベントの振り返りを行いました。甲南大学のブレント・ジョーンズ教授がワークショップのルールを説明したあと、グループディスカッションがスタートしました。

▲全員が英語でディベートするグループ

 

▲グループにアドバイスするブレント教授

 

本学の学生のほか、同志社大学の留学生、甲南大学の学生や社会人ら約50人が参加して6つにグループ分け。各グループそれぞれに ▷若い社会人がグローバルな思考を身に付けるために必要な3つの日常的な習慣は ▷グローバルな職場でコミュニケーション能力を修得するために必要な3つのアイデアは ▷グローバルな人材として成長するために必要な(姿勢、信念など)3つの資質―など6つのテーマが与えられ、ディベートを展開しました。最後に、各グループからの提案をそれぞれ違うグループが評価して、得点を競いました。

▲違うグループの評価を日本語と英語でプレゼンする学生

 

「グローバルに活躍することとは」①環境適応能力の必要性②人の話を聞く能力の重要性③異文化に興味を持ち、コミュニケーション能力を磨くこと、など、各グループから様々な提言が示されました。提言は日本語と英語で行われました。提言に対して、松本委員長らが講評を加えて2時間半に及ぶイベントを終了しました。

▲ゲストとともに全体の講評を行うザーカー教授

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