「日本人が英語を話せない訳」を追求して優勝 短大部プレゼン大会

短期大学部2年生の専門必修科目「K.G.C.ベーシックスC」の全体授業が7月5日、谷本記念講堂で開かれ、プレゼンテーション力を競う決勝大会が行われました。優勝したのは「何故日本人は英語を話せないのか」をテーマにしたH2クラス(担任・豊田順子准教授)。審査員でもある谷本和子短大部副学長から賞状と記念品が贈られました。






▲上から「何故日本人は英語を―(H2)」、「世界から○○が―(D1)」、「日本の少子化―(N2)」、「飢餓のない世界へ(E1)」の各チーム

 

プレゼン大会は、各クラスで取り組んだ課題への提案を他クラスの前で発表することで、他者との違いを発見し、新たな取り組みの契機にすることを目的としています。6月21日と30日の予選会に30チームが参加。勝ち残った4チームが決勝大会に臨みました。

▲谷本和子短大部副学長から表彰される本嶋秀明君(右端)ら「何故日本人は英語を話せないのか」チームのみなさん

 

4チームのテーマは▷何故日本人は英語が話せないのか:日本の「試験英語」とオランダの「話せる英語」を比較▷世界から○○が消えた:○○を手足の爪に例え、何事も無意味なものはないと主張▷日本の少子化への新しいアプローチ:キスを交わすことの重要性を説く▷飢餓のない世界へ:アジア、アフリカ、先進国を事例に食糧問題を考える―。

 

審査は、谷本副学長、有本昌剛教授、吉崎誠事務局長が当たり、①説明の説得性②理解を促す工夫があるか③話し方、声の大きさ④規定時間内に終えたか―などについてチェック。その結果、2位は「日本の少子化―」チーム。3位は「世界から○○が―」、「飢餓のない世界へ」の両チームでした。谷本副学長は「どのチームもいい出来でした。きょうの発表までのプロセスを振り返り、うまくいった点、いかなかった点を思い起こすことや、チームワークの大切さを知ったことが今後、みなさんが成長していく力になると思います」と講評しました。

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