「夏休みの過ごし方によって差がつく」 両キャンパス就職ガイダンスで指導

 「夏休みは計画的に過ごしましょう」―。中宮、学研都市両キャンパスの3年生を対象にした夏休み前最後の就職ガイダンスを7月6日(学研都市)と11日(中宮)に開き、インターンシップに参加するなど、夏休みの有効な過ごし方を説明しました。

▲インターンシップの体験談を話す英語国際学部4年生3人

 

両キャリアセンターから▷インターンシップに参加▷筆記試験・SPI対策▷資格講座を受講する▷自己分析に取りかかる▷業界研究・企業研究を始める―など「就職活動に向けて計画的な行動をすることが、1年後の就職戦線を勝ち抜くことになります」と、学生たちに呼びかけました。

 

学研では、キャリアセンター長の日木くるみ教授がエントリーシート(ES)の書き方を講義。「ESの構成は5階建てで。まず1階:質問に対して結論を述べる。2階:自分の課題を書く。3階:課題に対して対策を3つ書く。4階:結果を書く。5階:最後に学びを書く」と指導。続いて、春学期にインターンシップを経験した4年生が体験談を話しました。また、マイナビの藤原武史さんを講師に迎え、自己分析の必要性、方法などについて「自己分析は今すぐに取りかかり、仕事研究と同時に進める」。方法としては「自分の経験を振り返り、必ず第三者の評価を受ける。適性検査など客観評価も取り入れる」などをあげました。

 

中宮では、専門総合商社「日伝」人事部人財開発課の上野幸子課長を招いて、採用者の視点から企業が求める人材などについて説明がありました。面接で重視する点では「自分のことを述べるだけでなく、受験する企業のこともしっかり勉強しているかが見られています」。また、グローバル人材について「外大生の強みであるコミュニケーション力を発揮するのはもちろんですが、異文化への対応力があるかについても重要なポイントです」としたあと、2013年に本学卒業生が男性総合職として、翌年には女性総合職としての活躍ぶりを紹介しました。最後に外大生の特徴を聞くと「対人力、前向きな人が多い。面接でも、自分の考えをしっかり持っているなと感じます」と話していました。

▲「採用担当者の視点はどこに」専門総合商社・日伝の上野幸子・人材開発課長の話を聞きました

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