インターンシップ体験を就活に生かす 事後研修会で発表

 2017年夏期インターンシップに参加した学生が、体験後の振り返りをする「インターンシップ事後研修会」が9月2729日、中宮キャンパスで行いました。初日は約100人の学生が参加。「体験して学んだこと」「難航したことをどう克服したか」などについて話し合いました。学研都市キャンパスでも1014日、開かれます。

▲それぞれ違った業界での体験を語り合う学生たち

 

 学生がそれぞれの業界で経験したインターンシップについて、「困難をどう克服したか」「どう成長したか」など体験して分かった情報を共有することで、これからの就職活動にも生かすことが目的。▷ツアー商品を企画する際に、予算、利益率を考えながらの提案は難しかった(台湾の旅行会社)▷フランス人やインド人の英語が聞き取りにくかった(豪州のホテル)▷グランドハンドリングの業務ができて、業界のイメージが掴めた。効率、能率を考えるようになった(航空業界)▷敬語の使い方が難しかった。社員の方の言葉を学んで同じように使うことに努めた(ホテル)▷市役所で体験したことで、地元の市役所で働きたいと思うようになった―など、さまざまな体験談が聞かれました。

▲グループで話し合った内容を発表するグループの代表

 

 オーストラリアのラグビーチームで1カ月間のインターンシップを体験した森本夏菜さん(外国語学部英米語学科3年)は「オーストラリアでのインターンは、カフェやホテルが多いのですが、私はスポーツ関係の仕事がしたくて応募。州でトップクラスのクラブチームで、主にマネジメントの仕事をしました。マネジャーが忙しい人で、午前中に一度だけ顔を出して指示を出し、それを私が皆に伝えるという役割をしました。ちょうどシースン中だったので、毎週の試合後にスコアやデータをエクセル入力したり、『この選手がよかった』などの情報をマネジャーに連絡したりという仕事で、貴重な経験が出来ました。将来は、やはりスポーツ関係の仕事に就きたいと考えています」と、抱負を話していました。

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