谷本理事長、短大のダブルディグリー・プログラムを提案 カナダ・セルカーク大学長訪問

 本学の海外協定校であるカナダ・セルカーク大学のアングス・グレアム学長らが10月3日、中宮キャンパスを表敬訪問し、谷本榮子理事長と懇談しました。谷本理事長は、短期大学部の学生がセルカーク大でも単位を取得できるダブルディグリー・プログラムの導入に向けて協議することを提案し、グレアム学長も前向きに対応する姿勢を示しました。

▲懇談する谷本理事長とセルカーク大学のアングス・グレアム学長
 

 谷本理事長は、「(留学先で取得したい学位について)そちらの大学で設置しているコースのうち、ホテルや観光など本学の学生が関心のあるコースについて、両大学のカリキュラムのすり合わせをさせていただきたい」と述べました。これに対し、グレアム学長は「多くの選択肢があると思う。カナダの学生も関西外大に来れば、双方の関係も深まる。未来に向けていいことだ」と応じました。
 

 さらに理事長は、現在、米マーセッドカレッジと締結しているダブルディグリー・プログラムを紹介しながら、「関西外大のアジア研究は約60コース開講しており、これらのコースに入ってもらっても結構です。話し合いを進めたい」と話しました。

▲懇談に出席したセルカーク大学のグレアム学長(前列左)と、シャナ・ラブラ同大学国際部門長、髙山一三外国語学部教授、リンダ・ボアカー外国語学部教授、神田修悦英語国際学部教授(後列左から)
 

 懇談には、セルカーク大からシャナ・ラブラ国際部門長、本学からは神田修悦英語国際学部教授、髙山一三外国語学部教授、リンダ・ボアカー外国語学部教授らが出席しました。セルカーク大はカナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州にあり、1966年設立。本学からは短期の語学留学でこれまでに計340人が派遣されています。

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