「信頼して就職相談できる関係を」 2年生の保護者に要望

 3学部2年生の保護者と学生対象の「保護者懇談会」が1021日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれました。第1部は、キャリアセンターから「就職に向けての準備と学生生活の充実について」と題して、データに基づいた近年の就職活動の傾向や本学の就職支援を説明しました。保護者には、「学生には家族が一番のサポーター」として、「過保護にならず、自立と成長を見守り、信頼して就職相談できる関係を築く」ことを要望しました。

 

 

▲これからの学生生活について話す(左から)渡部君、木佐貫さん、高柳君、田中さん

 

 続いて、就職活動を終えた4年生4人が「学生生活の過ごし方」について自身を振り返って話しました。2年生の秋学期をどう過ごしたかについて▷留学候補生として海外からの留学生とともに授業を受けたことが、留学先では役に立ちました(英語キャリア学部・渡部将祐君:証券業)▷思い通りの大学生活ができたと思います。2年次は資格を取得したり、海外でのボランティアに時間を割きました(外国語学部英米語学科・木佐貫佑夏さん:航空業界)▷2年次にスペイン語の集中授業を受講しスペイン語漬けでした(同スペイン語学科・高柳一心君)▷1年次は時間割がびっしり詰まりきつかったです。2年次の春学期は北京に留学して、積極的に交流の場に参加するようにしました(英語国際学部・田中咲帆さん:金融業)―と語りました。

 

 

▲保護者の相談に応じる教職員

 

 2年生へのメッセージとして、渡部君は「趣味や関心のあることを熱く語れるものを持っている人は魅力的で、企業にも評価してもらえるでしょう」。木佐貫さんは「頑張ったことは自信になるので、その自信が就活に活かされると思います」。高柳君は「本を読むことを勧めます。エントリーシートなど文章を書く上でも重要だと思います」。田中さんは「一生懸命に取り組んでいることを記録として書き留めておくと、就活で振り返る際に役立ちます」。第2部の個別相談では、保護者から「まず、何から始めたらいいですか」など、さまざまな質問が出ていました。

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