大学院生12人が修士論文の中間発表

大学院生による修士論文の中間発表が10月21日と24日の両日、中宮キャンパスで行われました。博士前期課程2年生12人(英語学専攻7人、言語文化専攻5人)が2教室に分かれ、これまでの研究成果を発表しました。


▲大学院生や教員が聞き入った修士論文の中間発表

教室には大学院教員や大学院生約40人が集まり、初めに、大庭幸男・大学院外国語学研究科長が「ある程度完成に近づけた修士論文を発表してほしい。お聞きになるみなさんからは、建設的なご意見をいただきたい」とあいさつしました。この後、発表者は事前に提出した資料をもとに、持ち時間25分で発表。これに続く10分間の質疑応答では、教員や大学院生から質問やコメントが相次いで出されました。

発表者と研究テーマは次の通りです(敬称略)
◇多田朱里(英語学):入門期英語学習者による文型理解の実態に関する調査研究
◇玉城周子(英語学):法助動詞と疑似法助動詞の比較について
◇村松擁(英語学):移動動詞の認知言語学的考察
◇田中章太(英語学):二重目的語構文における間接目的語の取り出しについて
◇吉岡幸輔(英語学):構文中における形容詞の意味的特徴-進行形、存在文、分詞構文を中心に-
◇奥田将史(英語学):中高生の英語スピーキング能力を高めるための言語活動の提案
◇上村千佳子(言語文化):英語の中で使われている日本語-アメリカを中心に-
◇翁陽佳(言語文化):一葉作品の中の人物像-『闇桜』・『花ごもり』・『たけくらべ』の解読を中心に-
◇李勰(言語文化):日中対訳における翻訳のずれと限界-比喩表現の翻訳を事例として-
◇グリチン・イリヤ(言語文化):世代間で起こるアイデンティティーの変化および国際ビジネスにおけるその重要性
◇横田和也(言語文化):『往生要集』に見られる源信の思想
◇森本みなみ(英語学):中学校検定教科書にみられる制限用法関係代名詞の指導について



 
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