仕事を知るためには実際に働いている先輩に聞くのが一番 学研都市でOB・OGが就活アドバイス

 学研都市キャンパスで11月3日、「OB/OGホームカミング・卒業生によるパネルディスカッション&座談会」が開かれました。国際言語学部を卒業した入社2年目の社会人が、英語国際学部の3年生に就職活動のアドバイスを行いました。

 

 同キャンパスを訪れたのは、2016年に卒業した天道康治さん(メーカー勤務)、岩下優希さん(航空)、中条みなみさん(広告)の3人で、いずれも第6期ジョブサポーター。中国勤務の天童さんは一時帰国中に参加しました。
 

 

▲「どのような企業研究を行ったか」などをアドバイスする先輩社会人の(左から)天道さん、岩下さん、中条さん

 

3人によるパネルディスカッションでは、勤務先の会社概要、現在の担当業務、勤務の1日の流れを紹介。続いて、業界を志望した理由、業界・企業研究について天童さんは「多くの会社説明会に参加しました。就活を続けるなかで、日本の製品を海外でアピールしたいというのが、就職の軸になりました。企業研究は、まず就職四季報で探した企業のホームページを見たり、興味ある会社の説明会に参加しました」。岩下さんは「1年次から航空業界に興味があり、航空業界をメーンに就活しました。合同会社説明会を受けていると改めて飛行機が好きになり、最終的には、たくさんの人と出会える空港で仕事がしたいと思うようになり、決めました。空港でのインターンシップを経験したことで、グランドスタッフになろうと決めました」。中条さんは「就活交流会で就職先となった会社の採用担当者の方と出会えたことが大きなきっかけです。当初、私も航空業界に憧れがあり、グランドスタッフのインターンシップにも参加しましたが、営業をしてみたいという気持ちが強くなり、就活は営業職を軸に行いました。企業研究では、調べることよりも、実際に企業に足を運び働いている方の話を聞いたり、働いているOBOGを紹介して頂き、話を聞きました」。



 

▲社会人を囲んでの座談会では、後輩から積極的に質問が出ていました(上下とも)

 

学生時代にやっておけばよかったことについて社会人は▷中国語を勉強しておけばよかった。やはり空港は中国の人が多く、うまく対応が出来ないときもあったので、いま後悔しています▷英語の能力は上げたほうがいい。外大イコール英語と思われているので、社内では当たり前のように『これ訳して』と要請があります―などと話していました。このあと、社会人を囲んで座談会を行い、社会人から本音のアドバイスが聞けました。

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