読み手の感動が伝わったかな 学研図書館のビブリオバトルに留学生も参加

 読んで面白いと感じた本を持ち寄って、その本のどこに惹かれたかを発表。その内容を競う「ビブリオバトル(書評合戦)」が1116日、学研都市キャンパス図書館で行われました。留学生別科の留学生を含む6人の学生(バトラー)が出場。それぞれ本の魅力、感動した部分などをプレゼンテーションしました。

 

学研図書館の学生ボランティアグループ「ライブラリーサポーター」の企画・運営で昨年、初開催しました。バトラーと著書名は(発表順に)▷ケイド・ウォルタースさん(留学生別科・米テキサス州立大学)「The Great Gatsby」(F.Scott Fitzgerald著)▷五田美樹さん(英語国際学部3年)「道は開ける」(D.カーネギー著)▷新井幸恵さん(同3年)「初恋ソムリエ」(初野晴著)▷貴田花乃さん(同3年)「ぼくのマンガ人生」(手塚治虫著)▷島野勇太朗君(同4年)「青い鳥」(重松清著)▷杉本有希さん(同4年)「神のためにまとうヴェール:現代エジプトの女性とイスラーム」(後藤絵美著)。

 

 

▲参加した6人。(左から)新井幸恵さん、五田美樹さん、島野勇太朗君、杉本有希さん、貴田花乃さん、ケイド・ウォルタースさん

 

 バトラーは各5分間で発表。ケイドさんは英語で紹介しました。審査は、傍聴した教員、学生計16人が「どの本が最も読みたくなったか」を基準に投票。票数を競いました。投票の結果、島野君と杉本さんが同数1位(チャンプ本)を獲得しました。3位は五田さん、貴田さんが同数で選ばれました。図書館運営委員の長谷川晋講師から賞状と記念品が贈られました。長谷川講師は表彰式後に「みなさんの本に対する愛情が伝わってきました」と感想を述べ、「オバマの本棚」「読書の技法」の2冊を読みやすい本として紹介しました。

 

 投票の集計中、ゲストとして国際言語学部を卒業して現在、奈良女子大学大学院生の劉夢瑶さんが「霊と現身:日本映画における対立の美学」の著書を取り上げ、是非とも読んでほしいと、魅力を話しました。

 

 

▲投票の集計中を利用して気に入った本を紹介する劉夢瑶さん

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