スペイン語圏の留学生とクリスマス行事・ ピニャータ割りで盛り上がりました

 短期大学部のスペイン語履修生が、スペイン語圏の大学からやって来た留学生と交流する秋学期最後の授業外学習が12月4日、中宮キャンパスで開かれました。メキシコのクリスマス行事・ピニャータ割りに会場は大いに盛り上がりました。

 

 

▲まずジェスチャーゲームでアイスブレイク

 

 短大部の1年生は、スペイン語を履修して約10カ月。留学生とイベントを通してスペイン語会話力の腕試しです。この日は、スペイン語学科に編入学した先輩も駆けつけ、困難な会話には先輩が通訳を買って出ました。ジェスチャーゲームで和んだあと、いよいよピニャータ割りが始まりました。

 

▲ピニャータめがけて一撃。なかなか手強いピニャータ割り

 

 ピニャータは、メキシコや中南米でクリスマスに行われる行事。元は、主人が使用人に日ごろの感謝の気持ちを込めて、土鍋に詰めた果物などをプレゼントしたのが始まりと言われています。今では、詰めた中味がすぐに取り出しやすいように、紙などに包まれたものに装飾を施し、7つの突起が付けられた星形や動物をかたどったものなど様々な形状となっています。入れ物を割る役目となった学生は、スイカ割りのように目隠しして数回まわり、方向が定まらない状態のまま棒で叩き割ります。中から飛び出した菓子をめがけて皆が駆け寄り、歓声が起こっていました。

 

 

▲ピニャータが割れた瞬間、落ちてきたお菓子に群がる参加者たち

 

エクアドル出身のカルラ・エスピノサさん(エスピリツサント大学)は「外大では交流会などイベントが多くて楽しかった。イベントを通して多くの日本人学生と知り合えたので、スペイン語圏の文化を伝えることが出来ました。授業では、日本の文化を学ぶことも出来ました」と満足そうでした。

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